2019年05月27日

引くも進むも地獄の立民

【立憲、内閣不信任案めぐり苦悩=他党からは突き上げ】
 内閣不信任決議案提出をめぐり、立憲民主党が苦悩している。政治決戦となる夏の参院選に向けて提出したいところだが、衆院選の準備が進まない中、衆院解散・総選挙の引き金になりかねないとのジレンマがある。他の野党からは突き上げる声も上がるが、勝算があるわけではない。
 立憲の枝野幸男代表は23日に開かれた党会合の冒頭のあいさつで「どんな状況になっても有権者の期待、負託に応えられるよう頑張っていきたい」と述べ、衆院選候補者の擁立を急ぐ考えを強調した。ただ、不信任案には言及しなかった。
 先の10連休前まで、立憲は不信任案提出を「既定路線」(幹部)と位置付けていた。姿勢に変化が表れたのは今月中旬。菅義偉官房長官が17日の記者会見で、不信任案提出が「解散の大義」になり得るとの認識を示すなど、政府・自民党内で解散風が吹き始めたからだ。
 立憲の福山哲郎幹事長は21日の会見で、不信任案を提出するかについて問われると「解散を誘発する可能性がある。今、言うのは適切ではない」と明言を避けた。辻元清美国対委員長も22日の党会合で「参院選で信を問えばいい」と語り、衆院選は避けたいとの考えをにじませた。
 野党の衆院選準備は満足に進んでいない。立憲の候補は新人・元職約20人、現職55人の計約75人。国民民主党の約60人と合わせても約135人だ。衆院小選挙区289の半分にも満たない。
 立憲幹部の一人は「不信任案を出さなければ腰砕けと批判される」と懸念。他の野党からも「出さないと参院選は戦えない」(閣僚経験者)との声が出ている。ただ、安倍政権を迎え撃つ態勢が整っているとは言い難く、立憲中堅は「今、解散を打たれたら壊滅する」と本音を漏らす。
(5月24日、時事通信) 

弱小野党第一党の辛いところ。
不信任案を出したところで通らず、否決されて同時に解散を打たれた場合(憲法上の疑義はさておき)、
野党の衆院選準備は満足に進んでいない。立憲の候補は新人・元職約20人、現職55人の計約75人。国民民主党の約60人と合わせても約135人だ。衆院小選挙区289の半分にも満たない。

全く準備できておらず、現状維持が関の山。下手すると、衆参同日選の場合、現状すら維持できないかもしれない。

野党を見た場合、候補が足りず、資金もなく、共闘も不十分、統一的なリーダーもいない、同日選で労組の支援は大半が参院選に行ってしまい、自治体議員は自分の選挙が終わったばかりでグッタリ、真夏の選挙で投票率も低い。しかも総じて支持率は低迷中で、第一党である立民の支持率はついに3〜5%にまで下がっている。

かといって、不信任を出さなかった場合、「チキン」呼ばわりされると同時に声だけは勇ましい反安倍・リベラル派からも「やる気が感じられない」とそっぽを向かれてしまう恐れがある。
つまり、「出すも地獄、出さぬも地獄」である。
まぁ仮にケン先生が「プレイヤー」だったら、どのみち解散は避けて通れないのだから、覚悟を決めて不信任を出すだろう。ここはフィン人の心意気を倣って「掛かって来い!」の一点である。どうせ一人負けするのは国民なのだから、仮に議席が現状維持に終わり、自民が圧勝したとしても、立民としては大きな損はないだろう。むしろ、原発と戦争が大好きな旧同盟系を概ね一掃できるチャンスである。

推察するに、立民の指導部は「現状を変えたくない」という現状維持バイアスが強すぎて、適切な判断が下せなくなっているものと見られる。
そもそも民主党政権で運営に失敗した連中が、何の反省(検証)もないまま、同じメンツでプレイしているのだから、上手くいく要素がないわけだが(爆)

個人的には帰国中に選挙とかマジで勘弁して欲しいし、真夏の選挙なんてまっぴら御免こうむりたい。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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