2019年06月07日

これだからヤツらは信用できない

【「年金で暮らせない。まず謝れよ」立憲・辻元清美氏】
■辻元清美・立憲民主党国会対策委員長(発言録)
(金融庁が5月22日、老後資金について年金だけでは足りず、さらに1300万〜2千万円が必要になるなど国民に自助を求める内容の指針を示したことに)びっくりした。国民に対し、老後は年金だけでは暮らせないから、投資も含め2千万円かかるぞ、と。政治の責任を放棄したと言わざるを得ない。また、それに対して麻生さん(太郎財務相)の(閣議後会見での)「人生100年になったんだろ」と。だから仕方ないと言いたいのでしょうが、まず謝れよ国民に。申し訳ないと。一方で消費税を増税しておきながら、2千万円とは、どうつじつまがあうのですかね。(国会内で)
(6月5日、朝日新聞)

こんなのが野党第一党の国対委員長とかやってるからダメなんだよね。
ま、何回選挙やっても勝てないでしょうよ。

まず彼女は「自社さ」と民主党政権時に政権の側にあったわけで、少なくとも5年近くは政策を立案、実行する立場にあった。つまり、今日の事態に対して無責任ではいられない。まして、民主党政権時には副大臣や首相補佐官を務めており、「知らなかった」で済まされる立場には無い。さらに言えば、消費増税を決めたのは民自公の三党合意であって、これも自公が勝手に増税しているわけでは無い。

金融庁の2千万円云々の話は、現行の消費水準が維持される場合に不足する金額で、しかも夫婦ともに95歳まで生きるという前提だ。報告書の一部内容を切り取るから、「2千万円足りないとか無責任」などと大騒ぎをするのであって、それを否定するなら、「足りなくならない根拠」あるいは「95歳まで全くお金の心配が不要な社会保障制度案」を提示すべきだろう。

例えば、金融庁の報告書では住宅ローン負担が高齢期になってまで重荷になるケースについて指摘している。
この点について言えば、私は(記憶では)2003年あたりから「持ち家重視」を廃止して、公共住宅の再整備と住居費補助政策の導入を訴えていたが、彼女も含めて(当時は野党だが)、政策担当者は聞く耳持たなかった。これは、民主党政権期でも同じである。
仮に15年前に公共住宅の整備を始めていれば、老後の住居費負担はかなり低減できたはずである。まぁ財政赤字も増えたであろうが。
また、私が資産課税を主張し始めたのは2007年か08年のことだったと思うが、これも検討すらされていない。
少なくともケン先生(たち)の社会主義政策は、15年後、30年後を予見して間違っていなかったと、今も確信しているが、それを採用しなかったのは、あの連中であり、少なくとも今の主要野党幹部にそれを否定するだけの根拠は何も無いだろう。

最も信用ならない政治家の一人である。

【参考】
協力者という生き方:T元女史の場合
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 財政、社会保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

 どうも、ケン先生。
消費税の増税、どうなるんでしょうね。
まぁ、「三党合意」とか言いますが、
実際は野田さんが財務官僚に丸め込まれた
だけだと思いますが・・・。

この国はもはや「突然」滅びるだけの
必然性も無く、確たるカタルシスも無く、
ダラダラと、結構早い速度で滅びるの
でしょうね。
気が付いたら実体がなくなっていたとか・・。
Posted by ムラッチー at 2019年06月07日 15:15
ソ連の場合は、そのままにしておけばダラダラと死んでいったかもしれなかったですが、頑張って改革しようとした結果、大失敗して頓死しました。
中国のように経済改革に特化して成功したケースもあります。

必ず失敗するわけではありませんが、日本の場合、改革の方向性も大戦略も実行する意思もないので、相当に厳しかろうとみています。
一番可能性が大きいのは、ダラダラと死んでいく形ですね。

「元二流国としての実体」くらいは残るかもしれませんよ。
Posted by ケン at 2019年06月08日 11:23
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