2019年11月23日

いよいよ始まった学徒動員

【中学高校にボランティア参加人数を割りふり 東京五輪・パラ】
 強制ではないということですが、果たしてボランティアといえるのでしょうか。
 来年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、東京都は、ボランティア体験を希望する中学生と高校生を募集していますが、実際は具体的な人数が学校ごとに割りふられ、学校によっては半ば強制的に参加を求められていることがわかりました。専門家は「ボランティアに大事なのは、自発性だ」と批判しています。
 東京オリンピック・パラリンピックの期間中は「大会ボランティア」や、「都市ボランティア」として、合わせて10万人を超えるボランティアが活動します。
 こうした中、東京都は町なかで観光案内などをするボランティア体験として、都内の中学2年生から高校3年生を、およそ6000人募集する計画を立てています。
 これについて都の教育委員会は、あくまで任意の参加と説明していますが、実際は中学校の場合、5人の生徒と引率する教員1人が割りふられていて、学校によっては半ば強制的に参加を求められていたことが関係者への取材でわかりました。
(中略)
 取材に応じた都内の教員が勤める学校は、先月、校長から「区内の校長が集まる場で都教委が指定した人数を必ず出すように通達された」と説明を受けたということです。
 その場で、教員からは「必ず出すというのでは、ボランティアの趣旨に反するのではないか」といった意見が出されたということですが、すでに校長会の決定事項だとして生徒5人をボランティアとして出すことを決めたということです。
 この教員は「興味がある生徒が参加するのはとても貴重な経験なので、活動自体は否定しません。ただし、それが強制的となると趣旨は変わると思います。このやり方だと無償で使える人間を効率的に集めるために学校が使われていると感じ、動員じゃないかという疑念が拭えません」と話していました。
(後略)
(11月13日、NHKより抜粋)

JOCは五輪ボランティアについて、「定員の2倍を上回る約24万人の応募があった」と発表しているが、それが正しければ子どもを動員する必要などないだろう。つまり、虚偽発表の疑いがある。
そして、「強制ではない」と言いつつ、学校や教員ごとにノルマが課されているとか、もはや旧軍の特攻や学徒動員などと同じ構造ではないか。
さすが明治帝政後継の面目躍如と言ったところか。新帝即位に際し、朗報と言えようか。

普通にボランティアを求めるなら、通常の募集に際し、学生枠を設けて配慮すれば十分だったはずであり、それを別枠にして上意下達で徴集するとなれば、それはすでに志願制ではなく、強制徴用或いは動員である。

JOCと日本政府はいよいよ成人だけでは戦力と労働力が足りなくなり、中高生の動員まで開始した。
東京五輪は始まる前から末期戦の様相を呈している。

一刻も早い明治帝政の終焉が望まれる。そうなれば、ケン先生も安心して帰国できるのだが。
posted by ケン at 12:00| Comment(4) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
もはや「希望は、戦争」どころか「希望は、震災」になってしまった感。

しかしNHKもよくまあ記事にしましたね、これ。もっとも最近はどこのメディアも(弱弱しくも?)政権批判に舵を切っているようで、まあガス抜き程度でしかないんでしょうけれど。
Posted by スパルヴィエロ大公 at 2019年11月25日 09:41
あの程度では政権はびくともしないかもしれませんが、「ちりも積もれば」ということもありますし。
Posted by ケン at 2019年11月25日 19:00
ついにパソナから派遣も募集開始したらしいですねぇ
Posted by o-tsuka at 2019年11月30日 10:36
結局足りていないということと、カネはあるということです。
Posted by ケン at 2019年12月01日 12:01
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: