2019年12月04日

ミニゲーム二本立て 英倫空戦&上高会戦

北京のデザイナーが作成したミニゲーム二本を試すことに。
最初はバトル・オブ・ブリテンである。

イギリス軍は10個しかない防空隊をどう効率的に回して、独空軍に対して嫌がらせをするか、という感じ。
レーダーを反映して、ドイツ側の動きはイギリスに筒抜けだが、英空軍はダミーを使って飛ばせるので、ドイツ側はどこで迎撃を受けるかは直前までわからないシステムになっている。
また、英軍は一回飛ばすと機体整備に回さねばならず、あまり飛ばしすぎると、本当に必要なときに迎撃できなくなってしまう。いずれにしても、英側は戦力で劣るため、一定の損害(被爆撃)は覚悟して割り切る決断が求められる。

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システム的には悪くない感じなのだが、いかんせんミニゲームなので、イギリス側は「10個を効率よく回す」ことに特化し過ぎていて、ウォーゲームというよりは資源管理ゲームみたいになってしまっている。
戦闘解決もシンプルで、基本は「6出なさい」システムなのだが、ダメージを与えても帰還させるだけなので、どうにも同じ事が延々と繰り返されるだけで、盛り上がりに欠ける。
このシステムが「面白い」と思えるかどうかがカギなのだろうが、もともとあまり空戦モノに興味の無いケン先生的には、どうも食指が動かない。

もう一つは錦江作戦のミニゲームである。
1941年3月後半、華北への兵力転用が決まったことを受けた第11軍が「引き抜かれる前に目前の敵を叩いておこう」と始めた作戦(またきゃ!!)。
もともと過小な戦力で、敵を過小評価して始めた作戦だったため、早々に行き詰まって、34師団が逆包囲され、にっちもさっちも行かなくなり、反撃しながら脱出して終わっている。
中国(国民党)側はこれを「空前の勝利」として大宣伝したものの、実際には大きな戦闘は起こっていない感じもする。

ゲームとしては酷いもので、日本軍はそもそも6個連隊と4個大隊しかおらず、「これで攻撃側??」という陣容。国民党軍はアントライド(不確定)で0〜6戦力あり、6戦力の部隊とかち合ったら、そこでストップしてしまう。しかも第3ターンには国府側の援軍がワラワラと出てくるため、すでに打つ手がなくなってしまう。
「これで日本軍に何をさせたいのか」「イッタイナニヲシミュレートシテルノカ」と言いたい。

どうやら中国側の資料(と抗日映画のイメージ)だけで作っているようで、シミュレーションとしてもゲームとしても酷いものだった。近年ここまで酷い作品も珍しいが、中国のデザインは「まだまだ未熟」ということだろう。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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