2020年02月06日

新型肺炎で情報統制強化

【新型肺炎で検閲強化、中国政府ピリピリ】 
 中国の習近平国家主席は世界で最も高度と目される検閲システムを構築し、世論をコントロールしてきた。全国に拡散する新型コロナウイルス感染を巡り当局が世論を方向付けようとする中、そのシステムが試されている。
 ソーシャルメディアで政府批判が広がっていることを受け、習氏は当局関係者に「世論指導の強化」を繰り返し指示している。こうした言い回しは検閲を命じる共産党用語とみなされている。
 中国人ジャーナリストらによると、国営メディアは当局を通した情報のみを報じるよう命じられている。さらに、「ポジティブなエネルギー」の創出に努め、政府に関する批判的な報道は一切避けなければならないと指示されたという。
 政府がウイルス拡散を阻止できなかったと指摘したり、感染症を巡る政府統計に疑問を呈したりするソーシャルメディアの投稿は削除されている。武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染拡大を受けた複数都市の閉鎖について、現地から出られなくなった人々の窮状に触れている投稿も、検閲の標的となっているようだ。
(1月29日、The Wall Street Journalより抜粋)

中国では新型肺炎の感染拡大に伴い、検閲・情報統制が強化されている。
実際、VPNに対する統制も強化されて、スマホでは海外のネットに繋がらなくなっているという。
この辺、興味深いのは、スマホはダメだが、PCはOKだったりするところである。PCのVPNを通じてなら、速度は遅くなっても繋がるというのだから、情報統制に段階を付けていることが推測される。

当局が情報統制を行う理由は、一つは「政府に対する批判を抑制する」ためであるが、もう一つは「流言飛語を防止するため」でもある。
日本を含め、世界各国で「中国人お断り」を始めとする中国人バッシングが拡散しつつあることを思えば、やむを得ない部分もある。
関東大震災虐殺事件を考えれば、十分に想定されうる事態だからだ。

もっとも、情報統制によって事態の真相や全体像がわかりにくくなり、対応が難しくなっていることも確かだ。
個人的にも、新学期の始業が近づいており、始業を延期するのか、予定通り始業するのか、早く決めて欲しいところだが、大学当局側も判断、決断しあぐねている状態だ。
ケン先生的にも、しばらく様子を見たいので、できれば2週間か1カ月ほど延期して欲しいところだが、困ったものである。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ロシア、中国、国際関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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