2020年03月28日

「呪われた五輪」で昭和帝政は?

【「呪われたオリンピック」麻生副総理が国会答弁 「40年ごとに問題起きている」】
 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って開催可否が注目される東京オリンピック・パラリンピックについて、麻生太郎副総理兼財務相は18日の参院財政金融委員会で「呪われたオリンピック」と発言した。
 麻生氏は、戦争で日本が開催権を返上した1940年の札幌冬季五輪と、旧ソ連のアフガニスタン軍事侵攻に抗議した日本を含む西側諸国が参加をボイコットした80年のモスクワ五輪を例に挙げ、「(モスクワから)40年たつと今年。40年ごとに問題が起きている」と指摘。「呪われたオリンピック」と形容し、「マスコミが好きそうな言葉でしょう」と冗談めかした。
 安倍晋三首相が目指している五輪の「完全な形」の意図を問われると、定義は複数あると前置きした上で「少なくとも百九十何カ国の人が参加でき、(選手は)公平な予選を受けて試合ができ、日本だけでなく他の国の観客も入れた形での開催が望ましい。無観客試合は考えにくい」と述べた。いずれも古賀之士議員(国民民主党)の質問に答弁した。
(3月18日、毎日新聞)

さすがは「お前はすでに死んでいる」の毎日新聞、1940年の札幌冬季五輪も間違いではないが、東京夏季五輪を言わないとは。
五輪が夏季と冬季で2年おきになったのは1994年のリレハンメル以降の話で、それまでは同じ年に開催された。
まぁそれは良い。

「サービス、サービス」でつい本音を出してしまうところが麻生氏の面白いところ。

1940年 東京五輪 5年後敗戦、軍事占領、明治帝政終焉

1980年 モスクワ五輪 11年後ソ連崩壊


連中が躍起になって「通常通りの開催」を主張するのは、この呪いから逃れんとするあまりの断末魔らしい。
もっとも明治帝政とソ連が現在の日本と異なるのは、多民族国家型の帝政である点で(日本の帝政は形式的だが)、現代日本は一応民族国家であり、この点がどう影響するのかはわからない。
ソ連の場合、主に財政・経済的理由から体制崩壊した
これに対して、明治帝政の場合は敗戦に伴う外国軍による占領によって終焉を迎えるわけだが、間接的にはすでに財政崩壊していた。終戦時の日本政府は直接負債だけで2500億円以上あったが、1941年度の予算が臨時予算を含めても167億円であったことを考えれば、すでに返済不能になっていたことがわかる。このため、日本政府は国民の預金封鎖を行った上で、新円を発行、新円の引き出しを大幅に制限、旧円の価値は急低下して価値を失った。戦時中、全ての国民は貯金を強制されていたため、殆どの国民は資産を失った。わが一族の場合、その後の農地改革によって土地の大半を奪われ(強制買い上げ)、没落した。わが一族が明治帝政と、その後継たる昭和帝政を激しく憎悪するのは、幕臣の末裔であることだけではない。

現代日本の場合、今回の新型コロナウイルス騒動の影響も含めて急速に貧困化が進むだろう。現行政府と代議制民主主義は貧困化に対して無策であり続けるため、遠からず「暴力的解決」を望む声が高まってくるだろう。戦前の日本の場合、政府と軍部の誘導もあって、「アジア中国で収奪しよう!」ということで国民の支持を得て、十五年戦争に突入し、自壊した。
帝政ロシアの場合は一次大戦の勝利を以て解決しようとしたが、ロシア革命を誘発してしまった。ソ連の場合は無策のまま自壊した。
現代日本の場合、対外戦争に誘導するのは難しいため、ソ連・東欧型の自壊現象が起こる確率が高そうだが、何か理由を付けて韓国や中国と戦争する方向に行く可能性もある。

いずれにしても、外国に亡命先を確保するケン先生の方針の正しさが証明されそうだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
呪われているのは、東京五輪でなく、

昭和帝政でしょう。

さらに昭和帝政を容認してきた愚かな我々日本人・・。
Posted by 遍照飛竜 at 2020年03月30日 11:45
もともと権威が低下している連中が別の権威を利用して箔を付けようとするから、ますます呪われてしまうのでしょう。
Posted by ケン at 2020年03月31日 12:59
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