2020年04月16日

国民に4兆円、観光飲食業に2兆円

【観光・飲食など2兆円規模支援の方針】
 政府は7日にもまとめる緊急経済対策で、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光業や飲食業、イベント業に2兆円に及ぶ規模の支援を盛り込む方針であることが、日本テレビの取材でわかりました。観光業では1泊あたり2万円を上限として、国内旅行の宿泊代や現地での食事代、土産物代などを補助する方針です。こうした観光業にかかわる施策に1兆円あまりをあてます。中止や延期をしたイベントについても、終息後に開催する場合、チケット代を割引きして政府が補助します。また、感染拡大で打撃を受けた飲食店で使えるクーポン券も発行します。クーポン券は、「Go To Travel」「Go To Eat」などと銘打つことが検討されていて、民間企業がすでに発行している紙や電子のクーポン、ポイント還元などの原資を政府が補助する方針です。
(4月5日、日本テレビ)

国民に対する現金給付は対象を絞るだけ絞って3.9兆円にしておきながら、業界団体にはポンと2兆円。
全国民に一人あたり10万円を給付する場合、12兆円が必要となるが、「収入が大幅に減少した」「世帯主が」「役所に申請」という形にすれば、4兆円で済んでしまうからだ。その対象は1200万世帯とも言われ、全世帯の約20%と想定される。
これは「申請させない」ことに制度の主眼を置いている生活保護と同じ発想に基づいている。

国民の生活支援が恐ろしく限定的、業界団体への補助が非常に手厚いのは、自民党の支持母体にして選挙基盤であるためだ。
全国民にすべからく現金を給付したところで自民党の票は増えないが、業界別にクーポン券をつくって自民党議員が配布すれば(実際に手から配布するわけではないが)、みな喜んで自民党の選挙を支援するだろう。
誰のための国家なのか、いわゆる戦後民主主義が誰を代議員としてきたのか、危機が発生してさらに明確になりつつある。

コロナ禍が終息したところで、みな死に絶えてしまっていたら、「復興」どころではないだろうに。
軍の権益と面子のために降伏を遅らせた明治帝政とうり二つである。
posted by ケン at 12:00| Comment(4) | 労働、経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>国民に対する現金給付は対象を絞るだけ絞って3.9兆円にしておきながら、業界団体にはポンと2兆円。
全国民に一人あたり10万円を給付する場合、12兆円が必要となるが、「収入が大幅に減少した」「世帯主が」「役所に申請」という形にすれば、4兆円で済んでしまうからだ。


すべての業界にばらまいたら、12兆円ばらまくのと同じ効果になると思えそうですが、


それは決してしません。


要するに「天皇家と特にその利権屋のため」だけの政治が、明治帝政。

ていうかそれが政治家ね、やくざですは。

天皇家というやくざの親分。


まあ、江戸幕府がつぶれて、この列島に政治など消えてしまった。かも。


Posted by 遍照飛龍 at 2020年04月16日 13:55
やるなら一気に、もっと大規模にやる必要があるのに、いちいちやることがケチ臭いんですよね。
「貧すれば鈍する」で、ヤクニンどもは「いかに金を出さずに済むか」を前提に制度設計し、自民党は「いかに利権を確保するか」で交渉するから、どうにもならないわけです。
Posted by ケン at 2020年04月16日 18:40
公明党のとかの後押しで

「一律10万円給付」を決定したとか。

晋三さんは生存本能強そうなので、嗅覚でそっちに決めたかな・・

横田も「GO」出しているみたいなので。


でも給付法については、帝政無責任官僚が、ごねて抵抗をするように思えます。

財務省など、「あとで大増税」を持ってこないと、許すはずもないから。

Posted by 遍照飛龍 at 2020年04月17日 10:23
確かに財務官僚はごねているようですが、今回はさすがに世論の後押しが強くて、どうにもならないでしょう。
まぁいずれ大増税は避けられないので、またぞろ増税だけ野党にやらせようというハラかもしれません。
とはいえ、その頃には帝政自体がどうなっていることやら。
Posted by ケン at 2020年04月18日 12:39
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