2020年05月05日

奈良でも十万円供出呼びかけ

【奈良知事、県民に10万円寄付呼びかけ 医療従事者支援基金創設へ】
 奈良県の荒井正吾知事は23日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて政府が国民に一律給付する10万円について、医療現場で働くスタッフを支援する施策の財源にするため、県民に寄付を呼びかける考えを示した。専用の基金を創設する。
 荒井知事によると、県民から「受け取る10万円を一生懸命働いている医療従事者のために寄付したい」との声が県に寄せられたという。知事自身は公職選挙法の規定で寄付ができないため、10万円を受け取らない。一方、感染防止対策で負担が増している財政を助けるための知事報酬の減額や、県職員への寄付強制もしない。
 県が創設するのは「新型コロナウイルス感染症対策基金(仮称)」。集まった資金の活用方法は今後検討するが、現金給付も選択肢という。荒井知事は「寄付をしないといけないというのでなく、医療従事者を激励したいという思いをお持ちの県民に寄付をしていただきたい」と話した。
 一律給付の10万円を巡っては、広島県の湯崎英彦知事が21日、県職員が受け取った分を県内事業者の休業支援などに活用する考えを示したが、県議会や県民から抗議が相次ぎ、22日に発言を事実上撤回した。湯崎知事は自身の報酬の減額を県議会に提案するという。
(4月23日、毎日新聞)

奈良が広島に同調。
すでにアルバイト先の店長が「店の存続のために十万円出せ」とアルバイトに強要するケースが出ているというが、全国的に拡大しつつある模様。
宝くじに当たった者に寄付を求める詐欺と同レベルだ。
宝くじの場合は詐欺だが、政治家や社長あるいは教員がこれをやれば、「優越的地位の濫用」にあたる。

立場の弱い者から優越的地位を利用してカネを巻き上げて、再分配する振りをして自分の利権を拡大させる、どこまでもクズの所業である。
だが、こうした連中を選挙で選んでいる時点で、代議制民主主義においては「有権者の自己責任」になってしまうこともまた真理である。
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本では「強者に、弱者が従うのが当たり前」だそうで。


ようするに「強者に従属・媚びるのが善」。


まあ、そんなんだから、逆に強者は弱者を従わせる・統御することを、学習しない。


まあ、家畜を飼うようなことしか考えてないので、まともに社会も動かなくなっている。


体育会系栄えて、日本滅ぶ。





Posted by 遍照飛龍 at 2020年05月05日 17:13
結局、江戸幕府は武家政権、それを倒して明治国家をつくったのも体育会系の元祖である薩摩藩でした。長州藩は文系色が強かったように思えますが、軍隊をつくったのは長州中の体育会系である山県有朋と薩摩人脈であり、文部省は薩摩系列が強かったことが禍しました。二次大戦の敗北によって軍隊は解体されますが、明治国家の体育会的ノリは社会文化に深く浸透してしまい、今日に至るまで肯定されています。

この本質は「廃仏毀釈」と同レベルの革命によって全否定しない限り、残り続けそうです。
Posted by ケン at 2020年05月06日 12:34
尚武の気質っていうよりも、弱い者いじめ文化・・


ほんとにこれは文革・廃仏毀釈レベルのことが無いと、変わらない気がします。


なんせ弱いものを切り捨てても、その弱い者の上りで食っている・・てないので、救えない。

Posted by 遍照飛龍 at 2020年05月06日 14:06
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