2020年06月06日

アベノマスク指定強要は「誤解」と強弁する深谷市

【「アベノマスク着用」 中学校で配布プリントに記載、保護者に謝罪 埼玉・深谷】
 埼玉県深谷市の市立中学校が生徒に配ったプリントの中に、校内で「アベノマスク着用」を求めたと受け取れる記載があり、国会内で25日、野党議員らが「国支給のマスク着用を生徒に義務づけているのか」と批判した。同市教育委員会は「着用はどんなマスクでも構わない。誤解を招く表現だった」と説明し、学校側は保護者にメールで謝罪した。
 深谷市は6月1日から授業を再開予定で、5月下旬に計2日間、健康観察や課題提出のために準備登校日を設定している。市教委によると、問題のプリントは市内の1校の3年生に配られた連絡文書で、「アベノマスク着用の確認」「アベノマスクを忘れた生徒は少人数教室に残る」などの記載があった。
 その後、ツイッター上でプリントの画像が投稿され、「政府のマスク着用を強要するのか」などと話題になったため、市教委が25日に学校側に事実確認した。同校は文部科学省と市教委経由で支給された布マスクを22日に1人1枚ずつ配布しており、「有効に使ってほしい」という意図でプリントに記載したと説明。「忘れた生徒は残る」という記載については「罰則的な意味ではなく、忘れた生徒に予備のマスクを渡すことなどを予定していた」と説明したという。
 深谷市の小柳光春教育長は25日夕に発表したコメントで「マスクを持っていない生徒への配慮として、国支給マスクの有効活用を考えてこのような表現になってしまったが、(学校での着用を)決してこのマスクに限定するものではない」と釈明。「アベノマスク」とプリントで表現したことについては「国支給マスクがよくそう言われていることから使用したが、正確な表現ではない」としている。
 一方、ツイッターに投稿した保護者の女性は取材に「『変な事が書いてあるよ』と子どもから言われ、プリントを見て驚いたので書き込んだ」と話した。女性のアカウントは24日深夜に突然、凍結されて使えなくなり、「9年前からツイッターを使っている。どうしたらいいのか」と困惑している。
(5月25日、毎日新聞)

色々暗黒度の深まりが伺える事件発生。

・学校が国家支給のマスクを強要(アベノマスク着用の確認)
・抗議したら、「誤解を招く表現」(俺らは悪くない)
・「忘れた生徒は残る」は「罰則的な意味ではなく」(そんな意図は無かった)
・告発した保護者のSNSアカウントは凍結
・文科省担当者は「特定のマスクの着用は義務付けていない」と説明(産経新聞)

これらは全て権威主義者、ファシスト、天皇主義者の常套手段と文句である。
文書で明らかにアベノマスクの着用を義務づけ、投稿時に着用を確認するとまで明記しているのに、いざ指摘されれば、「誤解を招く表現」「罰則的な意味ではなく」などと強弁して、責任回避に全力を挙げている。

8月15日を境に、それまでの軍国主義者が一転して民主主義者や平和主義者を自認し、「実は戦争には反対だった」「侵略や弾圧の意図は無かった」などと強弁した様と酷似している。結局、この手の連中を野放しにして、早々に公職追放を解除、1950年代には閣僚の七割が戦犯(あるいは容疑者)という社会を作ってしまったことに全ての原因がある。責任者を免罪して、適当な言い訳をしていれば、全て水に流してしまうのが戦後民主主義の実態だった。

特に教育界というのは、「政治からの独立性」が担保されているだけに、議会から追及されることもなく、講和条約後の反動期に教育委員会の民選も止めてしまったことから、地方の教育界はまさに不可侵の独立王国の様相を呈している。
この「独立王国」は、まさに権威そのものであり、「(天皇→)文科省→教育長→校長→教員」のタテ社会を形成し、市民を思想統制し、相互監視させる機能を果たしている。

日本の学校は、授業以外の全ての機能を停止しなければならない。授業だけならば、「オンラインを主、対面を従」とすることができ、いちいちマスクの着用など「確認」する必要もなくなるであろう。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 教育、法務、司法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: