2020年06月23日

実はコロナ死は10倍以上だった?!

【都内死者 3、4月過去最多 「超過死亡」コロナ公表人数の12倍 医療逼迫影響か】
 新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が発令されていた4月の東京都内の死者数が1万107人で、記録の残る平成11年以降最多を記録したことが12日、分かった。同様に3月の死者数も最多。両月の死者数を足すと、直近5年の平均死者数を計1481人上回る「超過死亡」が出ており、都が発表した新型コロナによる両月の死者数計119人の約12倍となった。専門家は「医療逼迫の影響などで新型コロナによる死者数が公表数よりも多かった恐れがある」と指摘しており、全国的な傾向となる可能性がある。
 新型コロナの感染拡大が原因とみられる超過死亡をめぐっては米ニューヨーク市、英国など世界各国で報告されており、新型コロナによる実際の被害を検証する指標になりそうだ。
 都内で今年3月に死亡したのは1万694人で4月は1万107人。それぞれ直近5年の平均から423人、1058人増えた。通常の人口変動による影響を差し引いて算出した数値でも3月は10万人あたり905人、4月は882人で、1年のうちでも比較的高い2月の数値を11年以降初めて上回った。
 死者数の変動に影響する今冬のインフルエンザ流行規模は過去3季に比べて小さく、自殺者数も例年より少なく推移している。東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授(公衆衛生学)は「他に死者数を押し上げた要因は見当たらず、超過死亡の相当数に新型コロナが直接、間接に影響した可能性がある」と指摘する。
 浦島教授は3月、4月の超過死亡には、(1)PCR検査で偽陰性とされた(2)検査を受けられなかった(3)医療体制の逼迫で適切な治療を受けられなかった(4)外出自粛などで持病が悪化した−死者が含まれると分析。「公式の死者数が185人に増えた5月には、超過死亡がさらに増えるかもしれない」としている。
(6月12日、産経新聞)

結局のところ、「遺書が無ければ自殺じゃない」「検査しなければコロナ死じゃない」ということが判明した模様。統計は定義(設問)と調査範囲でいくらでも数字を操作できるが、その手法がますます洗練されてしまって、本来の意味を無くしてしまっている。そのため、記事のようなソ連学の手法(統計数字と政府発表の裏を読む)が必要となる。

似たような話で、例えば、某都知事は記者会見で「都道電柱ゼロ」について「(センターコアエリア内の)95%は地中化を達成した」と発表したが、実はこれは「首都高中央環状線の内側」の話で、現職知事の成果ではない。東電の資料を見る限り、2018年の千代田・中央・港区で88.3%(2016年より0.2%増加しただけ)、23区内で47.5%となっている。東京都の発表した数字自体も疑う必要がある。

結論、ソ連学は現代社会を生きるために非常に有用である!
ソ連学を学ばない者は、ただ一方的に自民党と霞が関に欺され続けるだけなのだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「一番成功した社会主義国」

とか言われてた日本。

本当に「ソ連学」って有効に思えます。
Posted by 遍照飛龍 at 2020年06月23日 20:30
確かに1970〜90年代の初めまでは成功したように見えたんだと思います。
しかし、それは単純に「景気が良かったから」という話であって、果たして制度面での成功をどこまで評価できるのかについては、まだまだ歴史検証の課題であるわけです。

それでも国民皆保険制度、特に健康保険制度は優れていると思いますが、それを維持するのが難しくなってきたところに、政治家や官僚の質が低下しているところが悲劇なのでしょう。
Posted by ケン at 2020年06月24日 10:24
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