2020年07月27日

2100年、日本の人口は5300万人?!

【世界の出生率、驚異的な低下 23カ国で今世紀末までに人口半減=米大学予測】
 出生率の低下により、世界の人口は2064年にピーク(約97億人)を迎えた後、今世紀末には約88億人にまで減少するという予測を、米ワシントン大学の研究チームが発表した。研究者たちは、社会に「仰天するほどの」衝撃をもたらすことになる出生率の低下に対して、世界は準備不足だと指摘している。出生率の低下は、今世紀末までにほぼ全ての国が人口減少に直面する可能性があることを意味している。そしてスペインや日本を含む23カ国では、2100年までに人口が半減すると予測されている。また、出生数と同じくらいの人数が80歳を迎えることになり、各国で劇的に高齢化が進むという。
 出生率(女性1人が出産する子どもの平均人数)が低下している。この数字がおおよそ2.1を下回ると、人口の規模は小さくなり始める。1950年には、1人の女性が生涯に産む子どもの人数は平均4.7人だった。米ワシントン大学の保健指標評価研究所(IHME)の研究者たちは、2017年には世界の出生率が2.4と、ほぼ半減したとしている。2100年までには1.7を下回ると予測している。この研究は、英医学誌ランセットに14日に掲載された。
(7月15日、BBCより抜粋)

日本の人口は2100年までに5300万人以下に減少するという、米ワシントン大学の推計。国連人口部の推計では7500万人、日本の人口問題研究所は2065年で8800万人となっている。人口推計は、天気予報よりも精度が高く、近年では低位予測がほぼ的中している。そのため、少なくとも6千万人程度にまでは減少すると見ておいた方が良い。

問題は人口そのものよりも人口動態で、現状1億2500万人のうち15〜64歳の現役世代は7400万人だが、人口研の予測では2065年には総人口8800万人に対し、現役は4500万人となっている。この推移で行くと、2100年には人口6千万人に対し、現役3500万人程度ということになる。

にもかかわらず、人口に余裕のある中国の方が、ロボット化もAI化も進んでおり、日本では女性や高齢者の低賃金労働や外国人奴隷を頼みにしている点が、決定的に絶望的と言える。
やはり、どう考えても日本がとるべき道は方法論が定まらない「少子化対策」ではなく、ロボット化とAI化の徹底であろう。

もっとも、日本の人口は江戸期は3千万人台で推移、戊辰政変以降急上昇して、1910年で5千万人、1940年で7300万人、戦後大陸などからの帰還者を収容して8千万人を超えた後、さらに増え続けて、1967年に1億人を超えている。それに比べれば、人口減少は遅いとは言える。
要は「200年を経て元通りになっただけ」とも言えるのだ。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 財政、社会保障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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