2020年09月02日

連合は政治介入やめよ!

【合流参加、労組議員が苦慮 「原発ゼロ」踏み絵 国民】
 立憲民主党との合流をめぐり、国民民主党の六つの産別労組系議員が苦慮している。
 各産別の上部組織である連合は新党参加を強く求めるが、リベラル色の強い立憲とは従来距離があるのに加え、新党の綱領案に立憲主導で産別系の受け入れ難い「原発ゼロ」が盛り込まれたためだ。一定の組織票を持つ産別の動向は態度未定組が注視しており、新党の規模や発足時期に影響しそうだ。
 連合は26日、幹部会合を開催し、国政選挙を含め連合全体として新党を支援することを確認。神津里季生会長は記者団に、新綱領について「変えてもらうのはもう無理だ」と語った。
 6産別は電力総連や電機連合、自動車総連など。労使協調の「現実路線」を取ってきた旧同盟系が中心だ。安倍政権がこの勢力との連携に期待を寄せてきた経緯もある。
 新党の綱領案に「一日も早い原発ゼロ社会の実現」が明記されたことに対し、原発を容認してきた電力総連の出身議員を中心に産別系が反発。足並みをそろえて行動することを申し合わせ、綱領の修正を訴えてきた。
 これに対し、立憲は綱領の修正を拒否。党内最大のリベラル勢力の関係者は「うちは原発ゼロと憲法で旗を立てた。綱領は譲らない」と断言する。
 ただ、昨年の参院選比例代表で国民民主から立候補した産別の組織内候補は5人中2人が落選。立憲から出馬した自治労や日教組などの候補5人が全員当選したのと明暗を分けた。特に電機連合は、立憲のどの組織内候補より多い19万票超を獲得しながら、国民民主の獲得議席が伸び悩んだため苦杯をなめた。
 国民民主として戦うのに限界があるのは明らかで、ある産別系議員は「この綱領では新党に行けないが、組織と相談する」と苦渋の表情。労組関係者は「行くもいばら、行かぬもいばらだ」と漏らした。
 国民民主の議員62人中、態度未定は現在のところ20人前後。同党は先週、所属議員に対して新党参加の意思確認を始める予定だったが、産別系の動向が決まらないため、めどが立っていない。態度未定の一人は「産別が動けば流れが決まる」と指摘。別の新党結成を表明している国民の玉木雄一郎代表は26日の記者会見で「働く人の側に立った政策を推し進めたい」と述べ、産別系に秋波を送った。 
(8月27日、時事通信)

今回の立憲と国民の合流は連合が主導したものであり、連合が旗を振らなければ、実現しないか、国民から離党者が続出して自壊したかのどちらかだった。もともと国民では、「このままでは選挙に勝てない」と考える新人や若い議員が多かったためだ。
しかし、連合が主導して立憲に強く働きかけ、カネの無い立憲は選挙前に弱気になったため、渋々合意した形だった。

つまり、連合が介入したために生起した事態だったわけだが、その連合の組織内議員が合流を拒否しているという。
連合は自組織内すらまとめられないまま、他組織に対して要求するだけ要求したのである。これほどの不誠実があるだろうか。自分が出来もしないことを他者に要求したのである。
同盟系が合流を拒否するなら、連合は責任を持って同盟系労組を追放するか、同党の処分を下すべきであり、そうでなければ組織として完全に信用を失うであろう。
連合はそもそも政治から手を引いて、本来の「産業報国会」に戻るべきだ。

【追記】
さらに連合は新党に対して「現実的なエネルギー政策」を要求し、枝野氏はこれを了承したという。
要求する方も要求する方だが、飲む方の飲む方であり、この連中は一切信用できないことを露呈したようなものだ。
確かに私は脱原発派ではないが、「現実的なエネルギー政策とは何か」「原子力が不可欠であるという根拠は何か」を提示すること無く、単に「原発ゼロ」という文言の撤回を要求するスタンスは、有権者に対して不誠実であり、どこまでも大会社正社員と資本側の利益追求でしかない。そして、同盟産別が求めるのは「核推進、軍拡、反共」であり、その連中が「非現実的な政策集団」を追放してつくったのが「希望の党」であったことを考えれば、全く同じ過ちを繰り返そうとしていることがわかる。もはや連合の要求は「百害あって一利無し」であろう。連合は何故自民党を支持しないのか、全く理解できない。
そして、党組織を作らないで、カネと集票マシーンほしさから、連合に屈従する枝野氏と立憲は、「保守中道」の無節操を露呈してしまったのだ。もはやその役割は終わったのだから、新党はむしろ結党せずに全員無所属化した方が良いのでは無いか。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
協会派の方々に読ませたい文章です!
Posted by o-tsuka at 2020年09月03日 18:23
同党ではなく、同等でした。訂正します。

連合も惰性で候補を出して、組合員はみな嫌々選挙やってるんですから、サッサと止めればいいんですよ。
Posted by ケン at 2020年09月04日 12:46
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