2020年09月15日

新立憲、早くも人事で終了か

【合流「立憲民主党」幹事長に福山氏】
 野党の合流新党である「立憲民主党」の幹事長に、福山参議院議員が就任することになりました。
 これは「立憲民主党」の新代表に決まった枝野氏が明らかにしたもので、幹事長には合流前の立憲民主党でも幹事長だった福山参議院議員、代表代行兼選対委員長には国民民主党幹事長だった平野衆議院議員が就きます。代表選で枝野氏と争った泉衆議院議員は政務調査会長に、また、国会対策委員長は合流前の立憲民主党に引き続き安住衆議院議員が務めることになりました。
 枝野氏は人事の狙いについて、「この1年の経緯や結党に至る経緯を共有している皆さんで、バランスよくやっていきたい」と説明しました。
 合流新党の「立憲民主党」は、15日、結党大会を開くことにしています。
(9月14日、TBS)

形式上は、両党が対等の立場で解党、合流しようという話なのに、旧党の党首と幹事長が実質的に留任する事態に。
これでは合流組が収まるわけはなく、枝野選対を仕切っていた赤松系左派グループに対する敵愾心が高まるだろう。
「新党は左派に仕切られている」という話になれば、再び「左派切りをしよう」という話になり、またぞろ外部から手を突っ込まれて、「希望」の二の舞になるだろう。

そうならずとも主要人事は旧民主党の古い顔ぶれによって占められており、何の新鮮味もなく、圧倒的な勢力を持つ自公に対して対立軸として期待を寄せられることも無いだろう。
支持率は5%になればマシというレベルで落ち着きそうで、やはり維新の方がまだ勢いがある感じ。
幹事長の能力的にも野党第一党を統括し、野党全体に配慮できる人物ではなく、非常に閉鎖的であるが故に、党内外の不満は溜まる一方だろう。

連合を自称する産業報国会は、合流をゴリ押しするだけゴリ押しして、肝心の民間右翼労組は合流せずに無責任を決め込んでいる。
「希望」も「新立憲」も連中のゴリ押しがなければ実現しなかったものであるだけに、その無責任な政治介入について、徹底的に追及されねばならない。産業報国会は早々に解散すべきだ。

早々に解散、総選挙が行われる場合、現状維持も難しそうであり、その場合、再び分裂騒動が起こるかもしれない。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ケン先生こんばんは。
自分は今回の人事そこまで悪いとも思いませんでした。福山氏が評判悪いのは確かですが、選挙直前だから仕方がないのかなと。ところで、来月選挙と想定した場合、新幹事長が別の新しい人でも機能するもんなんですかね?
なお、綱領に「原発0」を書き込んで、新自由主義からの転換も枝野氏は述べているようですし、以前よりは期待もしています。電力総連も出てったし。
Posted by カンカン at 2020年09月15日 22:23
幹事長の役割は、特に選挙においては他党や支援団体との協力交渉、そしてカネの分配です。しかし、この二点において福山氏は不適切と言えます。例えば、京都で真正面から共産党と対立した福山氏が、共産党と上手く連携できるとは思えません。カネの分配では、国民からの合流組にも公平に選挙資金が分配されるか、大いに謎です。先の参院選の失敗を見れば、一目瞭然でしょう。

今回は旧同盟系を排除できましたが、実際には右寄りの連中を多く取り込んでおり、選挙に負けて枝野執行部が退陣した場合、どうなるかわかりません。

支持率調査は今週末にも行われるでしょうが、期待されるようなことにはならないでしょう。
Posted by ケン at 2020年09月16日 13:16
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