2020年10月22日

社民、新立憲との合流に反対

【社民、立民との合流に慎重論続出 党全国幹事長会議】
 社民党は9日、全国幹事長会議を国会内で開き、立憲民主党との合流の是非を議論した。出席者からは推進論より慎重な対応を求める意見が続出し、多数を占めた。執行部は11月14日に臨時党大会を開いて結論を得たい考え。今月15日の常任幹事会で解党や合流に関する決議案を、党大会の議題にするかどうか協議する。執行部は、福島瑞穂党首ら合流慎重派と吉田忠智幹事長ら合流推進派で賛否が割れている。福島氏はあいさつで「解党(の是非)は日本政治や党員にとって極めて大きな問題だ」と強調。旧社会党時代と合わせて結党75年になる「護憲の老舗」の一大局面だとして真剣な議論を求めた。
(10月9日、共同通信)

今さら合流しても、実質ただの吸収合併になってしまうだけに、反対論が続出するのも当然だろう。
組織と勢力を残しているところほど合流論に傾く一方、弱いところほど独自性と既得権益を守るために独立を維持したい傾向にある。
いま合流を主張している連中も、17年まえの「民自合流」に際して起きた合流論議のときには皆反対していただけに、「何を今さら」感が半端ない。

そもそも社会主義を放棄して、主張を憲法や平和に集約させてしまった時点で、存在意義が殆ど失われてしまったとも言える。
逆を言えば、この17年間、少なくとも憲法と平和は守られたのだから、「勝利条件は達成している」とも言えるので、まぁ満足してそのまま全うしていただいてよろしいのではなかろうか。
同党員の多くが心酔している浅沼稲次郎の親軍路線に向かわなかったことを是としていれば、良いのでは無いか。
posted by ケン at 12:00| Comment(6) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 日本社会党(現社民党)は、先の大戦の被害によって生じた庶民の即時的な反国家(反税・反軍)感情に対応していさえすれば明文改憲だけは阻止できる、という事実にあぐらをかき、現代の民主主義国家にふさわしい財政・国防政策の責任主体となる市民を創りだすことに無残なまでに失敗してしまいました。
 「失われた30年」に引き続くと予想される、戦後デモクラシー体制の完全破綻の、影のA級戦犯とでもいうべき存在になるのだと思いますが、ご本人たちには全く自覚がないのでしょうね。
 



 

Posted by SATO at 2020年10月24日 18:42
もともとは私もそこに身を置いていた身であり、党の運営がある意味で非常に民主的で、議論も活発になされ、良い点もたくさんあったのですが、むしろそれが徒となって、護憲平和主義に突き進んでしまった印象が強いです。一種の党内ポピュリズムですね。一政党としては、あれで良かったのかもしれませんが、日本政治史の視点で見ると、残念です。
Posted by ケン at 2020年10月24日 21:16
 来月の党大会で社民党は福島党首以外の国会議員は立民に移り、福島氏の私党として次の参院選で消滅(少なくとも国政政党としては)することが確実となりましたが、いかが思いますか。私は全党一丸で立民に合流し、中で社民勢力の拡大に努めるべきだと思いますが。
Posted by hanamaru at 2020年10月26日 18:00
この議論はもう15年以上繰り返しており、今更感がハンパありません。
ここまで小さくなってしまうと、立憲に合流しても一定の影響力を誇示できるのは、大分、沖縄、富山、香川などごく限られるでしょう。そうしたところだけが合流して、それ以外の超少数派が残るわけですから、逆に今更「全党一致」にこだわる必要もないのかなと。

それに実際のところ、社民と立憲では理念が違いますから。
Posted by ケン at 2020年10月27日 12:59
協会(というより社青同OB?)の老人諸君は、自治労が一体となり、社民党一万数千の党員の力があれば、現在の立憲のヘゲモニーを奪える、と本気で信じている模様。
また小沢に騙されてる?
Posted by o-tsuka at 2020年10月27日 19:44
立憲なんて一般党員に何の権利も無いですし、発言機会すら与えられるかって話ですよ。そもそも彼らの言語は立憲では通じませんよ。
Posted by ケン at 2020年10月28日 17:39
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