2020年11月09日

またまた省庁乱立へ

【デジタル庁は恒久化の方針 首相とデジタル相が確認】
 政府は来年中の創設をめざす「デジタル庁」について、時限を設けない恒久的な組織にする方針を固めた。菅義偉首相と平井卓也デジタル改革相が26日、首相官邸で協議し確認した。来年の通常国会に提出する設置法案に盛り込む。
 政府関係者が明らかにした。平井氏はデジタル庁について他省庁に対して強い権限を持たせるため、内閣直轄でトップが大臣格の組織を目指し、復興庁を参考に検討している。一方、復興庁は10年間の時限組織だったため、デジタル庁も時限を設けるかが調整課題の一つになっていた。組織のあり方をめぐり、内閣直轄にするか、内閣官房や内閣府内に設置するかは今後も検討を続ける。
 デジタル庁は他省庁のデジタル化に関する予算を束ね、国全体のシステムの統一化をめざす。システムの統一化後も、新たな技術を取り入れるなど、業務を継続していくこととなる。
(10月27日、朝日新聞)

「行政システムの一元化」は確かに必要だとは思うが、新たな省庁の設置は多元化の方向であり、実際には省庁が増えるばかりになっている。
確かに「時限立法にすると、時間稼ぎされて終わってしまう」というのも正しいのだろうが、大きな省から人を引き抜いて小庁を乱立させる手法は、二次大戦末期のドイツ軍を見る思いで、末期戦を思わせる。
posted by ケン at 12:00| Comment(4) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 デジタル化は、それ自体が目的ではなく、国民が行政その他各種のサービスを受けやすくするための手段にすぎないのですが、そのような発想はほとんどないと推察される(?)ので、デジタル化のためのデジタル化となり、実質的に失敗するだろう、と予言しておきます。
 この予言がはずれてくれれば大変結構なことですが…。
Posted by SATO at 2020年11月09日 18:54
住民台帳もマイナンバーもシステムだけ作って、ますます乱立するばかりで、何も便利になっていないですからね。
電子化と言っても、紙とデジタルの二本立てになって、むしろ仕事が増えるばかりで良いことなんてなかったですし。
Posted by ケン at 2020年11月10日 09:12
消費者庁なりスポーツ庁なりデジタル庁なり、労働者階級の生活の向上に
何のメリットがあるか分からない小規模官庁を乱立させるより
いっその事、厚労省を再度分離させ、労働省として独立させ労働行政の
充実化を図って貰いたいのが、下層労働者の内なる願いであります。
Posted by morikami at 2020年11月12日 06:15
それは私も思います。
厚生労働省は予算でも人員でも他を圧倒しているにもかかわらず、厚生と労働という本来大規模化しやすいものが統合しているのですから、無理もない話なのです。
で、省別の予算折衝になると、どうしても労働部門にしわ寄せが行く感じになっており、まったくけしからんです。
Posted by ケン at 2020年11月12日 19:10
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