2020年12月23日

Crusader Kings ボードゲーム

Paradox Interactive社のPCゲームで知られる「Crusader Kings」のボードゲーム版。
同社が推進する「PCゲームのボドゲ化」の第一弾として発売されたもの。



元のゲームは、中世ヨーロッパの一領主となって、氏族を切り盛りするというものだったが、本作では西欧の王朝を担当し、十字軍時代を他の王朝と競うものとなっている。
結婚相手を探し、より有力なものや優秀なものと結婚し、子どもを作りつつ、領土を拡大し、徴税して、軍勢を養い、十字軍に参加する。
放蕩息子や用済みの婿は十字軍に出して「始末」したり、暗殺して有能な子を後継者にするなど、「中世らしさ」は相変わらず。
しかし、PCゲームにおける、ヴァイキング、サラセン、モンゴルなど「登場した瞬間に蹂躙される」無理ゲーぶりは削除されており、少し残念。

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PCゲームで一番面白い、キャラクターの個性は「特性チット」で表現され、初期の王族チットは王朝バッグに入れられて、アクション判定時にはチットを引いて、肯定的特性なら成功、否定的特性なら失敗となる。初期値は基本的に半々の割合だが、ゲームが進行するに従って、嫁や後継者のチットがバッグに入ってくるため、嫁も息子も有能なものを選ぶようにしなければならないが、嫁をもらわないと子どもも生まれないため、泣く泣く「嘘つき」や「醜悪」な嫁をもらうことも。
また様々なイベントでチットの出入りがあり、バッグの中身の調整が王として最も深い悩みとなる。
この過程がなかなか斬新で面白く、PCゲーの雰囲気もよく出ている。

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ただ、VPとなるものが、領土数と5種の褒章各1VPだけなので、どうしても向かうところが単調になりやすく、一見多数の選択肢があるように見えて、勝ち筋は限られてくる感じがする。つまり、ネタとしてはかなり面白いが、ゲームとしてはやや惜しいところがある気もする。
今回はインストをかねて、2時間強ほど検討した後、4人でプレイ。ケン先生がゲルマンで領土拡大して先頭を走っていたが、T後輩の十字軍がエルサレムに到達したところで、同率首位も十字軍への貢献度でT後輩が勝利した。
1人あたり1時間程度のプレイ時間で、プレイヤー間の戦争はゲーム終了間際に起こるかどうかというレベルで、意外とプレイアビリティは良い。
ただ、4人だと(おそらく)イギリスが抜かれることになり、我々もそうしたのだが、基本は5人プレイが良さそうだ。
次回は是非5人でプレイしてみたい。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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