(ITmediaビジネス、1月9日)
長いので全ては引用できないが、
米国政府は1兆円を投じ、ファイザーも自腹で2100億円の資金を調達しました。欧州は日本を含む各国から約1兆円をかき集めて投資。中国は国を挙げておそらくそれ以上を投資して開発を急ぎました。一方、日本は20年の2、3月に国としてワクチン開発に使った予算は約100億円程度、しかもこれを基礎研究者、医師主体の評価委員会にかけて、いくつかの産学のチームに振り分けました。投資額だけでも日本と比べて100倍大きい。特に初期投資においての投資規模の格差が明らかにあります。
結局のところ、昭和帝政のドケチ構造=誤った資源配分が全てにおいて失敗と衰退の根源をなしている。
ちなみに日本の科研費における研究計画書の一段審査員の報酬は審査1件あたり500円で、10件見ても5千円。ある先生は「2週間丸々潰して200件見て10万円だった」とこぼしている。なお、香港政府の科研費審査は1件一万円だったという。まぁそういうことだろう。