2021年03月03日

中国で隔離生活A

隔離は住所のある区ごとにホテルが確保されて収容される。
ホテルは丸ごと隔離施設の役割を果たしており、収容者は部屋から一歩も外に出ることが許されない。
食事や配給品は部屋の入口に設置された机に置かれるが、廊下に足を踏み出すと、非常ベルが鳴る仕掛けで、ほぼほぼ収容所である。
特に私の部屋は小さな窓しかなく、昼か夜かもわずかにしかわからない酷さ。
厦門に行った知人などはリゾートホテルだったというのに。

普段は普通のビジネスホテルなので、一通りの設備は整っているが、長く生活するとなると足りない日用品が多く、予め持ち込む必要がある。
知らないで来ると、大変なことになるだろう。
それでもホテルによって備品が異なるので、私も聞いていた話と違った部分はあった。
例えば、綿棒が無いとか、ティッシュが無いとかだ。
日用品は外に注文すれば、一日一回は配送してくれるが、生鮮食品や酒類、タバコはダメらしい。
私はコーヒー党なので、予めコーヒーとクリームは用意してある。

食事は8時、11時過ぎ、17時過ぎに配送される。
この辺は中国時間で、朝以外は非常に早いが、慣れるしかない。
置いておいてもよいが、やはり温かいうちに食べたい。

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食事は基本的に中華惣菜だが、それほど中華中華しておらず、味も悪くなく、そこは助かった。
しかし、とにかく動かないので、食べすぎに気をつける必要がある。
逆に大食いの人には厳しいかもしれない。

それ以外に一日二回、午前と午後に検温がある。
10時の検温と15時の検温に何の違いがあるのか微妙すぎるが。
これは管理官が来て、腕を見せて外皮の温度を測るだけですぐ終わる。

当初は7日のホテルに7日の自宅でもOKだったが、今は厳戒態勢にあり、14日のホテルに7日の自宅での経過観察となる。
こうしたことも日々変わるので、事前の情報と異なり、中国語が不十分な自分としては辛いところだ。
私の場合、引きこもり経験はないが、もともと家にいるのが好きなので、窓の外が見えないこと以外は結構平気だが、1週間もするとどうなることやら。
(続く)
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先生、忍耐。がんばって。更新いつも楽しみです。
Posted by カルロス at 2021年03月03日 23:24
中国の「隔離生活」の一種の最適さをみると

もう昭和帝政は早く殺さないと日本人も死に絶えるように思えて、

羨ましく、また、本邦の恐ろしさを感じます。
Posted by 遍照飛龍 at 2021年03月04日 11:07
中国の手法は欧米人からすれば非人道的でしょうが、原理的にはまさに公共の福祉のための措置ですから、仕方ないと思います。
ここで自由を許す日本では、隔離施設からの脱走者が相次ぎ、隔離の意味をなしていませんが、いかんせん帝政が「隔離」を行うため、「またぞろ弾圧か」という話にしかならないのでしょう。
Posted by ケン at 2021年03月05日 10:52
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