2018年11月28日

恐怖!PM2.5襲来!

WeChat Image_20181128142853.jpg

今回中国に来て初のPM2.5。目に見える形で、という意味でだが。
最初は私も「靄か?」と一瞬思ったのだが、「そんなわけねぇ〜〜」とすぐ気づいた。

「華東上空は汚染のため空の色が見えない!」

「ゴミが七分に空が三分、ゴミが七分に空が三分だ!」


全般的にはかなり改善されているようで、夏から秋にかけて気になることは一度もなかった。
だが、冬になると風向きが変わり、北風がPM2.5を持ってくるのだという。
やはり北部工業地帯がまだまだ問題なのだろうか。
とはいえ、「蘇州の方も酷い」という話もあり、都市対策が優先されているだけの可能性もある。

実際には、写真に写っているほど酷いものではなく、粒子のようなものを感じることはなかったのだが、注意するにこしたことはない。それこそ強い風が吹いたら、どうなるか分かったものではない。

取り急ぎ、「十元ショップ(大創)」でマスクを購入。ここはやはり日本製に限る。

WeChat Image_20181128142849.jpg

【追記】
PM2.5は普通のマスクでは防げず、N95規格が必要であるとの指摘を受けた。すっかり忘れていたので、急いでネットで注文。自分も焦りすぎである(汗)
posted by ケン at 15:47| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月16日

雲南コーヒーを買う

1111=「独身の日」に便乗して私も多少中国経済に貢献したが、その一つが雲南コーヒー。
中国では、コーヒーは日本の2倍から3倍もするブルジョワ用の飲み物なので、私も日本から1.5kgほど持ち込んだが、そのストックが尽きつつあったので、この期に買うことにした。どうせなら、関税もかからないし、試してもみたいので、雲南コーヒーにしてみた。

WeChat Image_20181116125256.jpg

実はさほど特徴のあるコーヒーではなく、若干フルーツっぽさを覚えるくらい爽やかな飲み心地と後味の良さ、良く言えば上品さがが特徴と言える。つまり、フルボディのコッテリ系が好きな私の好みではないわけだが、そこはそれである。
初期の雲南コーヒーは酷いものだったらしいが、最近は品種改良と品質管理が進んで、味も安定しており、南米のコーヒーと十分にタメを張るまでになっている。近年は、ラオスやニューギニアのコーヒーも知られるようになり、アジアのコーヒーも十分に楽しめるレベルにあるので、まだ飲んだことのない人は是非試してみてほしい。

20181116SS00001.png
posted by ケン at 14:08| Comment(7) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月13日

西塘へ日帰り

ようやく仕事も落ち着いてきて、本格的に寒くなる前に一度郊外の名所「西塘」に行ってみたいと思っていた。ただ、ひとりで行くのは若干の不安もあり、大学院生のグループに同行を提案したところ、4人希望者が出て小旅行となった。
とはいえ、問題は学生寮は郊外キャンパスにあり、私が住む市内キャンパスから1時間半近くかかる。

行き方などは学生に任せたところ、「滴滴が一番簡単で速いです」とのこと。
「ライドシェアかよ、これだから最近の子は……」と思わなくもなかったが、私も一度体験してみたかったし、中国では普及しているので了解した。
ただ私自身は朝5時半に起きて、6時過ぎの地下鉄に乗って郊外に向かい、そこの地下鉄駅まで迎えに来てもらう。
車は少し遅れて8時前に出発、9時前に着いたから、約1時間である。こちらの高速は安く、5元と百円もしない。何度か乗り換えて料金所を通ったが、全部で15元で、そこは日本よりはるかに安い。
車は二台で380元(8000円)だったが、ガソリン代と高速代を考えると、運転手の儲けはどうなんだと思わなくもない。

WeChat Image_20181110185827.jpg

西塘は「ミッション・インポッシブル3」が撮影されたことで少し知られたが、観光地としてはマイナーな方らしく、色々整備されているし、非常に穏やかで美しく、街路も独特でありながら、中国としては珍しく観光客が少ない。いわゆる「水郷古鎮」である。

WeChat Image_20181110185839.jpg

今回も参加者は女の子ばかりな上、地方の大学からこちらの大学院に入って、初めての遠出とのことでテンションが上って、どこまでもキャッキャしている。私の年齢からするともはや娘の年なので、殆ど父親目線なのだが、中国の若い女性は言葉のせいもあるだろうが、非常に明るく、いつもキャッキャしている感じ。日本の1970年代から80年代のイメージに近いかもしれない。どうということのないお土産物屋さんでキャッキャしているのを見てるだけで幸せな気分になってくる。
この辺の感覚は、日本でもロシアでもあまり感じられなかったものだが、最近思うのは日本とロシアに共通するのは「人間を不幸にしかしない社会システム」なのではなかろうかということである。まぁそれは別の機会にしよう。

WeChat Image_20181110185847.jpg

WeChat Image_20181110185910.jpg

ただ水郷の中を歩き、あるいは街路を抜け、あるいは舟に乗って楽しむだけなのだが、小さい博物館や古い邸宅と庭園があちこちにあり、広くない割にずいぶんと歩かされるし、飽きもしない。落ち着いた雰囲気が非常に良い感じで、時間の流れも緩やかに感じられる。

WeChat Image_20181110190119.jpg

中国は観光の点ではまだまだ回れていないが、ここは非常に心地よかった。曇りがちな日が続いているのに、天気が良かったことも幸いした。一泊しても良いくらいだ。
水郷の中の食堂で食事して、3時過ぎのバスで帰途につく。こちらは38元。市内のバス停からは、教員寮までも学生寮までも1時間ほどかかる。
ライドシェアが一人平均50元弱だったことを思えば、家まで来てくれるライドシェアの方が良いに決まっている。どう評価すべきか難しいところだ。
しかもバスの場合、乗るときにも降りるときにも身分証や手荷物の検査があり、色々うるさい(ロシアほどではないが)。これでは、公共交通機関が衰退してしまいそうな気もするが、バスはほぼ満席だったし、帰りはライドシェアでは難しいのかもしれない。
いずれにせよ、日本から客が来たときには必ず連れてゆきたい場所となった。

WeChat Image_20181110191610.jpg

ただ、こちらが「昼食は持つよ」「舟代は持つよ」と言っても、学生たちは頑なにワリカンを主張。こういう芯の強さはいかにも中国女性かもしれないが、年上の男性としてはいささか居心地が悪いのも事実だ。
まぁ皆が楽しんで満足してくれればよいのだが。。。学生も満足そうだったのでまた企画したいところだが。。。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月12日

遠足で酔白池

大学の日本語学科のレクリエーションで大学の近くにある「酔白池」へ行く。
レクリエーションと言っても、バスか自動車通勤している先生の車に乗って15分ほど走るだけ。
もともと郊外にあるのだが、完全な新興開発地だと思っていたら、そうでもない。稀に古いお寺もあって、今回行ったのは南宋時代の高級官僚が別荘地にしていた庭園を再興したもので、清代には一部孤児院として使われていたというから、なかなかに歴史がある。
この名称も庭がつくられた当時のものらしく、まぁ世のしがらみを一時忘れて過ごしたいということなのだろう。

WeChat Image_20181111132629.jpg

WeChat Image_20181111132619.jpg

WeChat Image_20181111132615.jpg

樹齢300〜400年級の老木に始まり、梅、藤、ボタン、ツツジ、ハスなどの季節の花が植えられ、今は菊が見どころ。
壁に施された石のレリーフや屋根の上の鶴の彫刻も良い。

WeChat Image_20181111132626.jpg

WeChat Image_20181111132623.jpg

最初は10人近くいたはずなのだが(私以外は皆女性)、10分もすると何人か帰ってしまい、最後までいたのは私含めて5人ほど。政治家の忘年会のはしごじゃあるまいし、10分のためにわざわざ参加する必要があるのか、謎すぎる。
レクリエーション自体、庭園を一周りして1時間ほどで、そのまま現地解散。私も近くの駅から帰ったが、何とも淡白すぎる。日本のようなイベントづくしは不要だが、せっかくイベントを開催するのに、これではあまり意味がないような気もする。
ロシアほどではないが、中国もいろいろナゾである。
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月03日

鄒文懐逝く

【レイモンド・チョウ氏死去=香港の映画プロデューサー】
 レイモンド・チョウ氏(香港の映画プロデューサー)香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)によると、2日、死去、91歳。
 ブルース・リーやジャッキー・チェンといった俳優を見いだし、カンフー映画の世界的ブームを巻き起こした。「香港映画界のゴッドファーザー」(同紙)と呼ばれた。
 27年、香港生まれ。一時、記者を務めた後、映画界に転じ、70年に映画会社「ゴールデン・ハーベスト」を設立。ブルース・リー主演の「ドラゴン危機一発」(71年)、「燃えよドラゴン」(73年)、「死亡遊戯」(78年)を次々送り出した。
 さらにジャッキー・チェン主演の「ヤングマスター 師弟出馬」(80年)や「プロジェクトA」(83年)をヒットさせ、ハリウッドにも進出して「キャノンボール」(81年)を制作している。 
(11月3日、時事通信)


70年代から90年代にかけての香港映画は、まさにわが青春時代の映画そのものでした。
心よりお悔やみ申し上げます。

posted by ケン at 21:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月29日

東亜同文書院大学を見学

戦時中、中国を支配するための要員を育成するために設置された東亜同文書院大学の建物が現存していると聞き、見学に訪れた。現在は、上海交通大学の校史博物館(兼愛国主義基地)となっている。
もともとは、南洋公学、上海工業専門学堂だったが、国民党政府の重慶移転に伴い、同学も移転したため、日本政府が接収し、同文書院校舎として使用した。敗戦後、再接収の後、交通大学として再建され、今日に至っている。江沢民の母校でもある。
建物は戦時中よりもさらに古く、一番古いのは1910年代のものまであり、外見だけでも見ごたえがある。

WeChat Image_20181027185945.jpg

WeChat Image_20181027190021.jpg

WeChat Image_20181027190510.jpg

WeChat Image_20181027190623.jpg

先に書いた、陸軍第15師団に補充兵として動員された老兵士の中には、同文書院の教員や教授もいたそうで、その大半がインパールで死亡したという。全く他人事ではない。あらためて合掌。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月07日

上海博物館

上海での楽しみの一つだった上海博物館に(ようやく)行く。
連休中は大混雑が予想されたので、あまり並ぶようであれば諦めるくらいの気持ちで行ってみた。
朝一で行ったもののやはり行列してる。掲示には「三時間待ち」という恐ろしい数字が書いてあったものの、列の長さはどう見てもそこまでのものではなく、40〜50分くらいかと当たりをつけて並ぶことに。
案の定、50分程度で入れたので、秘書の目はまだ衰えていないようだ(笑)

WeChat Image_20181007130148.jpg

ここは中国における歴史的な文物、工芸美術品を収集、展示している。北京の故宮、南京博物館と並んで三大博物館とされている。
博物館は延べ面積で約4万平方メートルあり、まともに見ようとすれば丸一日はかかってしまう。
今回はけっこうサラリと見て回ったが、それでも途中で集中力が途切れ、午後には退却した。

WeChat Image_20181007130144.jpg

自分の目的は、やはり中国なので貨幣と書と印である。
四階の貨幣室はそれだけで一つの博物館ができそうなレベル。なんと言っても4千年分の貨幣があるのだから当然だろう。刀銭に始まり、春秋戦国時代を経て、唐銭、宋銭、明銭などを経て、近年では軍閥の紙幣も展示されている。自分はマニアでは無いが、歴史好きとしてもなかなか感動もの。これだけでも見に行く価値がある。

WeChat Image_20181007130134.jpg
戦国期の日本でも流通していた明銭の数々

印もなかなか楽しめたが、書はイマイチだった。時代別に並んではいるものの、分量的にも展示物の選択の点でも、何かが足りない感じ。上手く説明できないのだが、何かもっと上手く展示できそうな気がする。
展示や博物学の点では、まだ日本が優位に立てているのかもしれない。

「さすが社会主義中国」なのは、入場無料という点。ただ手荷物検査があるので、それが実質的な入場制限になっているのと、館内8千人で制限がかかるため、日本の休日の国立美術館のような大混雑にはならないのが嬉しい。
ただ館内の広さの割に休憩できるところが少ないため、常にベンチが満席みたいになっている。
今回きちんと見たのは半分強だったので、いずれまた再訪したい。
posted by ケン at 14:24| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする