2019年12月03日

法王から教皇に統一へ

【ローマ教皇が23日に来日 呼称を「教皇」に変更】
 ローマ教皇(法王)フランシスコが23〜26日の日程で来日する。教皇の来日は昭和56年以来、38年ぶりで2回目。24日は被爆地の広島、長崎両県を訪れ、核兵器廃絶に向けたメッセージを発信する。
 25日午前に天皇陛下と会見し、同日午後には安倍晋三首相と官邸で会談する。首相との会談では北朝鮮の完全な非核化が必要との認識を共有する。首相から教皇に対し、北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けて理解と協力を要請する。
 一方、政府は教皇の来日を機に、呼称を「法王」から「教皇」に変更した。外務省によると、昭和17年にバチカンと外交関係を樹立して以来、「法王」を用いてきたが、カトリック関係者など一般的には「教皇」が広く使われているため、呼称の変更を決めた。
(11月22日、産経新聞)

中高大と10年にわたってカトリックのお世話になってきた者として、「法王じゃなくて教皇です」と国会議員の発言や文章を20年近く訂正してきただけに、感慨深いものがあります。
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2019年11月28日

神童の子は神童にあらず

少し前の週刊文春の記事に「灘高校1979年卒の神童は、大人になってどうなったのか?」というものを発見、面白く読ませてもらったが、「灘校卒、東大現役合格」というだけで神童扱いか!
1979年でも。だとすると、1963年新宿高校卒、東大理三に現役合格した母は、何と呼ばれるべきか。恐ろしいのは、「なぜ東大を受けたの?」という質問に対して、「先生に言われたから」で終わってしまったことだ。
もともと医学部か法学部志望で、それは「女性でも自立した仕事ができる」という当時ならではのものではあった。しかし、そこで医学部になったのは理系科目に強いからで、国立になったのは苦手科目がなかったからということらしい。

当時理三合格者100人の内、女性は3人で、現役は母一人だった。
新宿高校同期には、池辺晋一郎、蟹江敬三、紺谷典子がいて、先輩は中村敦夫、岩佐恵美、梅澤忠雄、後輩には緒方靖夫、長谷川三千子、小林節といったラインナップ。代々木が近いせいか、上田兄弟を含めて共産党議員の輩出率が恐ろしく高い。灘校ほどじゃなくても、十分イケると思うのだが。。。

いずれにせよ東大出の母を持つ子は大変です、特に自分の出来が悪いだけに(笑)
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2019年11月19日

Chad Jensen氏の冥福をお祈りします

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私も愛好しているGMT「Combat Commander」シリーズのデザイナーであるChad Jensen氏が亡くなられたという。
享年52歳というから、自分と大して変わらない年齢である。
色々と考えてしまうが、まずは氏の冥福を祈りたい。良いゲームをありがとうございました。
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2019年11月15日

指導者殺害で平和になるなら明治維新は起きません!

【菅官房長官「平和と安定への一歩だ」…「イスラム国」指導者死亡】
 菅官房長官は28日の記者会見で、イスラム過激派組織「イスラム国」の指導者アブバクル・バグダーディ容疑者が米軍の軍事作戦で死亡したことについて、「中東地域の平和と安定に向けた重要な一歩だ」と評価した。
 菅氏は、「過激主義との戦いが終わったわけではない」とも述べ、「イスラム国」が再び台頭する可能性に懸念を示した。トランプ米大統領が米軍の撤退方針を示しているシリア情勢については、「関心を持って事態を注視していきたい」と語った。
 英国のジョンソン首相は27日、「バグダーディの死はテロとの戦いにおける重要な局面だ。我々は『イスラム国』の残忍で野蛮な活動に終止符を打つため同盟国と協力を続ける」とツイッターに書き込んだ。
 インターファクス通信などによると、ロシアのペスコフ大統領報道官は28日、「(バグダーディ容疑者の死亡が)事実ならば、国際テロとの戦いでの米大統領の貢献は大きい」と評価した。露国防省は27日、「事実かどうか疑わしい」と疑念を示していたが、情報を精査し、軌道修正したとみられる。
(10月29日、読売新聞)

この連中は日頃「明治維新」(戊辰政変の俗称)を称賛し、勤王派活動家(江戸幕府から見たらテロリスト)を持ち上げているくせに、他人のことになると全く理解できないらしい。

戊辰政変の過程では、長州勤王派の精神的支柱であり、リーダー格でもあった吉田松陰が殺害され、実行の主犯格だった桂小五郎は行方不明になり、さらに同様の高杉晋作も病死するなどしたにもかかわらず、ますます熱狂を高めて、その勢いでまず佐幕派の藩政府を倒して長州藩の実権を握り、次いで薩摩藩と同盟、鳥羽伏見で幕軍と衝突して幕軍が破れて、幕府が恭順の意を示したにもかかわらず、倒幕軍を立ち上げ、武力によって制圧した。

政変前までに長州勤王派は、吉田松陰が刑死、久坂玄瑞、入江九一、寺島忠三郎らは禁門の変(京都クーデター)にて死亡、勤王派のまとめ役だった桂小五郎は禁門の変の後行方不明になり、高杉晋作は長州戦争中に病に倒れた。
また、京では新選組が長州藩の吉田稔麿を始め、肥後と土佐藩の勤王派主要メンバーを殺害または捕縛、あるいは自刃に追い込んでいる。もちろん全て幕府から見れば、テロリスト以外の何者でも無い。
土佐藩で言えば、坂本龍馬と中岡慎太郎も、異説はあるが、佐幕派のテロによって死亡している。

言うなれば、新選組はこの時代の特殊部隊だったのだ。
自民党にせよ、霞が関にせよ、日頃は明治帝政の末裔であることを誇っているのに、いざとなると勤王派の末裔であることを、すっかり忘れてしまっている、あるいは棚に上げているところが、いかにも連中らしいご都合主義である。

戊辰政変と敗戦で二度も没落の憂き目に遭いかけた我が一族は決して許しませんよ!!
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2019年10月15日

台風被害、見まい申し上げます

台風の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

我が家は無事だったようですが、坂下にある多摩川住宅では、下水が溢れて一帯が冠水、駐車場にある自動車の多くが浸水した模様。あまり報道されていないようですが、実際の被害はもっと大きそうな感じ。
決壊こそしなかったものの、元々あの地域は多摩川の遊水池を埋め立てて建設しており、いわば過度の楽観が引き起こした人災という側面もあります。

そもそも関東平野には、平安期までロクに人が住んでいなかったわけですが、それは日本に治水技術が無かったためで、今後どうなるかはわかりません。リアル「天気の子」ですな。

白河帝が「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」と嘆いたというのは『平家物語』ですが、また似たような時代に突入するのか?山法師とSGが重なる辺りが妙にリアルなのだが。。。
posted by ケン at 10:30| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月01日

藤木先生、逝く

【藤木久志さん死去】
 藤木久志さん(ふじき・ひさし=立教大学名誉教授・日本中世史)28日、敗血症で死去、85歳。葬儀は10月3日午前10時30分から神奈川県鎌倉市大船2の17の15の鎌倉ファミリーホールで。喪主は妻香代子さん。
(9月29日、朝日新聞)

謹んでお悔やみ申し上げます。
先生の著書は五冊以上読んでいますが、中でも『雑兵たちの戦場 中世の傭兵と奴隷狩り』『刀狩り―武器を封印した民衆』『飢餓と戦争の戦国を行く』は名著で、戦国時代のイメージを根底から覆す(白土三平が正しかった)必須アイテムになっている。
10月末に久しぶりに新著が出ると聞いて、超楽しみにしていた矢先なだけに、全く惜しい限りである。
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2019年09月17日

中国誌に論文掲載

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上海市政府外交部発行の『上海外事』八月号に、わが論考「終焉に向かう東アジア冷戦と在日米軍が撤退する日」が掲載されました。要は2030年頃までに米中間の経済力は拮抗状態に至り、2040年頃までには軍事力でも中国がアメリカを凌駕するため、それまでに米軍は日本を退去する蓋然性が高い、というもの。私がそう言っているというよりも、米英の複数のシンクタンクがそうした予測を出しているという話。
内容的には本ブログの「在日米軍が撤退する日」とおおむね同じです。

自治体が外交雑誌を出版している時点で、日本人的にはかなり違和感があるわけですが、上海市の人口は2500万人で、中規模国家レベルであるわけです。

単純計算で中国があと10年間、5%成長を続けた場合、10年後のGDPは約20兆ドル、アメリカの成長率を2%とした場合、10年後のGDPは約23兆ドルになり、この計算でも2033年頃には同等になるわけです。
確かに中国の成長力は今後鈍化してゆくだろうが、現在中国の高齢化率はまだ8%強であり、日本のように少子高齢化が深刻になるのは10年以上後のことになります。中国国内の開発の余地も、あと10〜15年程度は見込まれており、4〜5%の経済成長は十分に可能性のある話でしょう。
他方、アメリカは今のところ2%強の成長率を維持しているわけですが、経済格差と国内対立は拡大の一途を辿っており、不安要素の方が多いのです。リーマン・ショック級の金融危機が再発する可能性も十二分にあり、予断を許さないでしょう。

本当はロシアでこういう活動をしたかったのですが、流れと要請によって中国になったというのも、時代の流れとしか言い様がありません。

とはいえ、中国のインテリ層の大半は意外と悲観的で、「そんなわけない」「あり得ない」という反応が多く、なかなか面白いです。
今後もさらに頑張ります!
posted by ケン at 12:00| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする