2017年09月29日

前原は小池に騙された?

26日夜に「全員合流」で合意したはずが、昨夜ないし今朝になって「厳密に選別する」という話になり、しかもリベラル派だけでなく、野田、岡田、江田氏など保守系大物も排除ということで、民進党内は「前原代表は騙されただけ!」と大混乱に陥っている。

私の想像では、小池氏は当初は「全員合流で過半数を取って総理に」と考えていたが、いざターンを進めてみると「とてもムリだ」という判断に傾いて軌道を修正、「自希公の三党連立で、自分は都知事のまま副総理になる」という方向に転じたものと見られる。
自民党と連立ということになれば、リベラル派や大物議員は邪魔なだけなので排除すべきという話になるのは当然だろう。

前原氏的には、恐らくは最初から民進党の議員を騙そうとしていたのではなく、変に自分も合流したいと思っていたことから、騙されやすい環境に置かれていたものと見るべきだろう。

民進党的には、半分が希望合流して、もう半分は無所属として放り出されるか、合流しない半分が民進党のままで出馬するか、という選択を迫られることになる。
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2017年09月27日

妄想:小池旋風前に前原全面降伏

ここまでマスゴミに出たら情報解禁ということで。
ただし以下はケン先生の妄想である。

26日夜、K望の党のK池代表とM進党のM原代表が会談、K氏は「全選挙区に候補者立てますよ」とM氏を脅し、M氏はすぐさま降伏に同意、ただし「わが党の議員と候補者は全員受け入れること」を条件とし、K氏は承諾した。同時にK氏は、M進党の資産とナショナルセンターの全面支援を要求、M氏は選挙後の最終的合流を条件に合意した。
R合のK津会長は「わが社の政策が実現されるならばM進党にこだわらない」とし、核政策と軍拡の推進を要求、K氏はこれを承諾した。

M氏にはハナから戦う気は無く、条件闘争でしかなかった。そして、自らの郎党の生命が保証されるのであれば「十分」としたのだろう。M氏的には、「全面戦争して全面敗北」か「降参して新党の下で戦って自民党に勝ち、政権党の一角をなす」の二択でしかなかったのだ。

流れ的には、安倍総理は「小池氏不在の新党なら民進党が議席を減らすだけで大勝できる」との読みから解散に踏み切るが、小池氏はそれを逆手にとって政局の主導権を握り、小沢氏を動かして前原氏に降伏勧告を行い、民進党を丸呑み、話題を独占しつつ、公示直前に都知事を辞任して「政権交代」を目指して総選挙に出馬、その勢いで自公を圧倒して過半数をとる戦略に出た。もちろん敗北するリスクは当然あるが、小池氏的には「総理になる唯一かつ最も確率の高いチャンス」である以上、これを逃す手は無かったのだろう。その勝負師としての勘と決断力は凄まじい物がある。

他方、総理の「国難突破」スローガンに対して解党、新党に合流というのはまさに大政翼賛会をイメージさせる。現場にいるものとしては、災厄が過ぎ去るまで在野で沈黙、後日の自由と民主主義の正統性の根拠とするか、敢えて泥をかぶって体制内良識派として生き残りを図るかの選択を迫られている。記憶が不正確だが、確かトロツキーは「ブルジョワ議会制というのは、階級の本質を歪めるが故に最も頽廃的な制度である」と書いていたように思うが、その通りになってしまっているのだ。

【9.28、追記】
小池氏は「憲法、安保観を見極めた上で希望の公認を出す」としており、民進党が全員新党に移行するかはまだ不明の模様。
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小池新党はどこまで伸びるか

【小池都知事「希望の党」代表に】
 東京都の小池百合子知事は25日午後、記者会見し、国政新党「希望の党」を結成し、自らが代表に就任する考えを明らかにした。小池氏は都知事のまま国政に関与する。新党は「小池カラー」を前面に出して10月の衆院選に臨む。小池氏は会見で、自身に近い若狭勝衆院議員と細野豪志元環境相らが進めていた新党に関する協議について「リセットして、私自身が立ち上げる」と強調。国政新党の意義に関し「都政により磨きをかけ、さらにスピード感を確保するためには、国政に何らかの関与が必要だ」と語った。衆院選への対応については「接点がある新人、改革の志を持つ議会経験のある方々に、全国各地で出馬をしていただく」と述べた。主要政策に憲法改正や行財政改革などを据える考えも示した。
(9月25日、時事通信)

今回の総選挙における各党の政策をざっと見てみると、

自民:タカ派、増税、社会保障やや充実、原発推進、改憲
民進:ややハト派、増税、社会保障充実、原発やや推進、論憲
希望:排外主義タカ派、反増税、反原発、改憲
共産:ハト派、反増税、社会保障充実、原発廃止、護憲


となっており、希望が1930年代初頭のナチスに近いポピュリズム的主張になっている。民進党は多方面への配慮から中庸的で弱い主張。共産党はリベラル・左翼を向いた主張になっているが、その名称と体質から忌避感が強い。自民党は、クリンチ戦法「幼児教育無償化」で民進党の政策と大差ないものになっている。

民進党は代表選で前原氏が選出されたことにより、右派の大量離党は避けられたものの、党内融和を優先した結果、増税と論憲以外は「足して二で割った」ような政策になってしまい、いかにも迫力に欠ける内容になっている。
この点、希望は政策の中身は不明なものの、「クリーンなタカ派」の方向性が明確であり、少なくとも政策的には対抗軸としてハッキリ打ち出している。

なお、ワイマール共和国でナチスが多数派をなしたのは、SPDのブリューニング内閣が大恐慌後に増税と緊縮財政を強行して支持を失ったことが大きい。ソ連軍がオーデル川を渡ろうという1945年3月、政府が戦費調達のために増税を提案したところ、ゲッベルスは「国民の戦意を維持するためには増税すべきでは無い」と拒否したという。

可処分所得が低下する中での増税はさらなる貧困と経済格差を呼び、それが排外主義を含む過激なポピュリズムへと転化する可能性が高い。仮に増税を主張するなら、少なくとも低中間層が可処分所得を増やす施策とセットにしないと非常に厳しい結果を招くだろう。

先にも述べたが、「重武装」「社会保障制度」「市民的自由」の3つはトレードオフの関係にあり、うち1つは必ず犠牲にせざるを得ない。タカ派というのは、反中・反朝を基軸とした軍拡路線を意味する。そして、アメリカが反中路線を放棄している以上、日本は相当部分を独自で武装強化する必要がある。しかも、日本は経済が低迷し、特に低中層の所得が急低下しているため、大衆増税で軍拡を賄うのは難しい。すると、社会保障を切り捨てる米国型か、市民的自由を抑制する集産主義・全体主義路線のどちらかという選択になる。一見する限り、自民党はファッショを、希望は米国型を志向しているように見受けられるが、どちらも明言はしていない。
この点については稿を改めて検討したい。

【追記】
小池氏はかなりの勝負師ぶりを見せるかもしれず、その場合、ダイナミックな動きが生じる可能性が高い。
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2017年09月20日

2017 衆院解散、総選挙へ

【衆院選へ臨戦態勢=与野党、準備加速】
 安倍晋三首相(自民党総裁)が28日召集予定の臨時国会冒頭にも衆院解散に踏み切る方針を固めたことを受け、与野党は19日、臨戦態勢に入った。衆院選は「10月10日公示―同22日投開票」が軸で、各党は選挙準備を加速。候補擁立や公約づくりなどを急ぐ。
 自民党は19日午前、党本部で二階俊博幹事長らが出席して役員連絡会を開いた。二階氏は、首相から「早期解散を検討している。時期は国連総会から帰国して決めるので、よろしくお願いしたい」と態勢固めを指示されたことを説明。この後の記者会見で「全員当選の気概を持って臨む」と強調した。
 公明党も緊急の常任役員会を開催。終了後、山口那津男代表は記者団に「常在戦場の心を持ち、構えをどうするか検討を始める」と語った。
 これに対し、民進党の山井和則国対委員長代行は国会内で記者団に「国民が北朝鮮のミサイル危機におびえる中、自分の都合で勝てそうな時に解散するとは到底考えられない」と、首相の姿勢を厳しく批判した。民進党は同日午後に常任幹事会などを開き、準備を急ぐ方針を申し合わせる。共産党との候補一本化の是非に加え、離党届を出した笠浩史氏らの選挙区に対抗馬を立てるかどうかが焦点だ。笠氏らは小池百合子東京都知事に近い勢力による新党への合流を目指している。
 共産党の志位和夫委員長は、成立から2年たった安全保障関連法に反対する国会前集会で演説、野党共闘態勢の確立を訴える。
 日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は、府庁で記者団に「自民党に真っ正面から対案を持ってぶつかれるのはわれわれしかいないと訴えたい」と語った。 
(9月19日、時事通信)

先に「解散の可能性は20〜30%」と書いてしまい汗顔の至りだが、ゲーム的に言えば「2D6で5以下」なので「出るときは出る」ということにしたい(笑)
「大敗を避ける」という意味では、十分に検討する余地があるとは思うものの、わざわざ1年の任期と憲法改正の数少ないチャンスを賭けてまで、打って出る可能性は低いと見ている。とはいえ、20〜30%くらいの確率は想定しておくべきだ。

野党を見た場合、民進党は代表選挙を終えて新体制が成立して間もない時期で、仮に新代表が選出されても支持率が伸びなかった場合、新党合流論が浮上し、空中分解する恐れがある。そこですんなり解党あるいは合同して新党が成立すれば問題ないが、内紛、分裂が起きた場合、野党票が割れて、自民党を利して3分の2前後の議席を与えてしまうケースも考えられる。
現状では、安倍内閣の支持率こそ低下しているものの、政党支持率では自民党が他を圧倒しており、だからこそ「今のうちに打って出るべきだ」との声が出る構造になっている。また「改憲勢力で3分の2がとれるなら十分」という考え方もあるようだ。
いずれにせよ、自党の議席を減らしてしまう選挙を自ら宣言するのは、相当にハードル高いのでは無かろうか。
(総選挙2017はアリか、2018.8.24)

「新代表が選出されても支持率が伸びなかった場合、新党合流論が浮上し、空中分解」という想定はかなり的中、総理も「そうなる前に総選挙だ」という判断に傾いたものと見られる。状況認識や状況想定は適切でも、指揮官がどう判断するかまで読み切るのは難しい。だからこそ複数の状況を想定して準備しておく必要がある。

安倍氏の判断を想像すると、自民党の議席が多少減ったとしても、それ以上に民進党が議席を減らし、改憲を志向する「日本ファースト」が穴埋めするので、改憲を進める上では支障は無いということだろう。また、解散、総選挙を打つことで、「もりかけ」に代表される政権不祥事についても「みそぎ」を済ませることができ、次期総裁選も再選確実で「サイコー」なのかもしれない。

もちろん現行の首相の下院解散権の万能性については大いに疑義があるが、そこは本題では無いので、下記を参照してもらいたい。

首相の解散権を制限したイギリス 
解散権を改革する 

まだ全く票読みしていないが、感覚的には、自民党が10〜20減、民進党が20〜40減で、その分をどこが取るのかというゲームになりそうだ。

【追記】
30日のオフ会については予定通り開催する見通しです。
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2017年09月11日

自分で足下に地雷を埋めるバカ

【山尾議員離党、愛知7区は「白紙」 候補擁立に民進県連】
 民進党愛知県連の大塚耕平代表は9日の記者会見で、離党した山尾志桜里衆院議員(愛知7区)に代わる独自候補を擁立するかどうかについて「現時点では全くの白紙。党公認候補を失ったことは痛手で、大きな影響がある」と述べた。9日の県連幹事会では、山尾氏が務めていた党県連政調会長の後任に重徳和彦衆院議員(愛知12区)が決まった。大塚氏は会見で「党所属だった議員の問題で騒がせ、有権者におわびしたい」と陳謝した。地元の有権者に対し、県連として説明する必要があるとの考えも示した。山尾氏は既婚男性との交際疑惑が週刊誌に報道され、離党した。大塚氏には8日、「申し訳ない」と連絡があったという。
(9月9日、朝日新聞)


国会議員てものは、地雷原の上でダンス・マカブルを踊って、どれだけウケるかを競うようなところがあるわけだが、たまに自分で自分の足下に地雷を設置するヤツがいるわけデス。
人気取りのために人事を利用するような組織は長く続かない。
(中略)
氏には大きな瑕疵があり、人格的に問題を抱えている。さすがにここで述べるわけにはいかないが、遠くない将来、「センテンス・スプリング」に暴露される可能性が高い。
(2016.3.26、気分はもう梅雪?

1年半前にケン先生が指摘した「問題」は不倫行為のことではない。つまり、彼女にはまだまだ暴露されてしかるべき瑕疵があるわけで、それは政敵や当局に弱みを握られているのと同じで、すでに戦力として計算に入れるべきでは無いことを意味する。その彼女の「人気」に頼らざるを得ない時点で、民進党にはいかなる未来も無いと言えよう。

【追記】
村田氏も野田氏に替わる幹事長を山尾氏にしようとして思いとどまったという。それほど黒々している彼女は、直前まで自分が幹事長になれると思っていたらしい。民進党は人材的にも枯渇している。
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2017年09月05日

民進党は前原新代表に

【<毎日新聞世論調査>「前原氏に期待せず」39%】
 毎日新聞は2、3両日、全国世論調査を実施した。1日の民進党代表選で選ばれた前原誠司代表に「期待しない」との回答は39%で、「期待する」の31%を上回り、「関心がない」も24%あった。同党の支持率は5%と低迷したままで、代表交代による浮揚効果は今のところ出ていない。
 今回の調査で「支持政党はない」と答えた無党派層は50%を占めた。無党派層は前原氏に「期待しない」37%、「期待する」30%で全体の傾向とほぼ同じだった。民進支持層では「期待する」が8割に上ったが、他党支持層や無党派層には期待が広がっていない。
 前原氏は代表選で、共産党との選挙協力見直しを主張した。民進党が次期衆院選で共産党と「選挙協力をする必要はない」は63%で、「選挙協力をすべきだ」は23%だった。しかし、民進支持層ではいずれも4割台で拮抗(きっこう)。共産支持層では「選挙協力をすべきだ」が上回った。
 核開発やミサイル実験を繰り返す北朝鮮に各国がどう対応すべきかを尋ねたところ、「外交努力を強める」が61%で、「軍事的な圧力を強める」の25%を大きく上回った。安倍内閣の支持率は39%、不支持率は36%、「関心がない」は22%だった。
 今回の調査から、これまでの固定電話に加えて携帯電話も対象にしたため、8月に実施した前回調査までの数値と単純に比較はできない。前回は支持率35%、不支持率47%、「関心がない」17%だった。ただ、無党派層では不支持率46%、支持率20%と差がついており、無党派層はなお安倍内閣に批判的だ。
 内閣支持層では「他に良い人や政党がない」という消極的な理由が47%で最多。逆に不支持層では「安倍さんを評価していない」が46%、「政策に期待できない」が39%に上った。学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題などに対する批判はなお強いとみられ、支持率の大幅な回復は現状では難しそうだ。
 民進党以外の主な政党支持率は、自民29%▽公明4%▽共産2%▽日本維新の会2%−−などだった。
(9月3日、毎日新聞)

民進党代表選挙2017は、大方の予想通り、前原氏が当選した。まずは結果と、ケン先生の予想を比べてみよう。
【二次予想】
国会議員票(290P):214p、76p
予定候補票(128P):86p、42p
地方議員票(209P):123p、86p
党員サポ票(231P):110p、121p
合計(858P):533p、325p

【結果】
国会議員票(268P):166p、102p
予定候補票(126P):84p、42p
地方議員票(209P):115p、94p
党員サポ票(231P):137p、94p
合計(858P):502p、332p

最終ポイントの合計が異なるのは、国会議員と予定候補者に棄権や無効票があったため。特に国会議員の棄権3、無効票8(ポイント換算は2倍)は、離党予備軍とも言われ、なかなかに深刻な数字だ。

総合ポイント的には、誤差を前原候補で5%、枝野候補で2%に抑えているので、自己評価ながら、政治技術者としては「及第点」だろう。だが、国会議員票と党員サポーター票で読み違えがあったことも確かで、結果的に外さなかっただけとも言える。

国会議員票では、後で各陣営の秘書に予想人数を確認したところ、前原陣営で96人、枝野陣営で37人だった。国会議員は1人2票なので、前原陣営で12人からの裏切りがあり、枝野陣営では「誰が入れたのか不明」が14人もいたことを示している。私の予想はむしろ各陣営の「票読み」に近い数字で、ゲーム的に言えば「ダイスが振れた」(期待値外の数字が出た)感じなのだろう。政治的には「前原陣営でタガが緩んでいた」「前原圧勝に中間派議員に危機感が生じた」という可能性が考えられるが、現時点でそれを裏付けるものはない。

党員サポーター票については、私自身が「良心的な左派・リベラル党員はすでに離党済み」とか言っておきながら、枝野氏に高評価を付けてしまったところに原因を求めるべきだろう。とはいえ、東京の党員票を見る限り、枝野4,242人、前原3,083人なので私個人の狭いアンテナに依拠してしまったことも敗因の一つと言える。やはり全体的には、連合や国会議員の意向に引きずられるということなのだろう。
また、党員・サポーターの投票率は全国平均で40%、最高の新潟で51%、最低の沖縄で23%と非常に深刻な数字となっている。これは、まだ党員・サポーターであり続けている者の中でもすでに「党の先行きを見限った」層が急増していることを示している。

今後の展望については稿を改めたいと思うが、先に述べたように「軍拡」「社会保障」「自由」の三兎を追おうという前原氏の方針は原理的に成立しがたい。また党運営の実務と組織の制御を担う幹事長任に当選二回の山尾氏を充てようとし、後に撤回するという失態を早々に演じており、党内に人材が枯渇していること、情報・組織の統制に難があることを示してしまった。これらにより、非常に不安定な党運営や国会対応になることが見込まれる。前原体制も次の総選挙まで保つかどうか、という話になりかねない。

【追記】
今週のセンテンススプリングにY尾スキャンダルが掲載されるとのこと。こりゃダメだ。
posted by ケン at 13:01| Comment(0) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月30日

民進党代表選2017の終盤情勢

前原氏が圧倒的に有利と見られていたが、地方議員票や予定候補票で思ったほどには差が付かない見込みが出てきたので、予測を修正する必要がある。
前原陣営が求める「絶対的勝利」のダブルスコアにはまず届きそうに無い情勢で、大差が付くのは国会議員票だけになりそうだ。前原陣営は、最初の段階で派閥の殆どが参加した結果、無責任な寄り合い所帯となり、「圧勝モード」の中で弛緩しているものと見られる。

党内の既得権益層を代表する国会議員の大多数が前原氏を推し、同時に前原氏が保守・タカ派イメージを払拭しようとして微温的な主張を繰り返していることに、不信感が強まっているものと考えられる。
逆に枝野氏は、「辺野古の白紙撤回」「原発ゼロの前倒し」「野党共闘推進」と、普段の本人とは打って変わって非常にエッジを効かせた主張をしており、保守層や連合からは憎悪されているものの、中間層からは「自民党の対抗軸の明確化」として好意的に受け止められつつある。

国会議員票(290P):214p、76p
予定候補票(128P):86p、42p
地方議員票(209P):123p、86p
党員サポ票(231P):110p、121p
合計(858P):533p、325p


今後、国会議員票は「勝ち馬に乗る」方向に働いて前原氏に傾くことも考えられる。また、現職や元選対委員長を通じて予定候補(一人1P)に圧力をかけているとも聞くので、さらに差が開く可能性もある。ここから前原氏が引き離すか、枝野氏が差を縮めるかによって、選挙後の人事や方針に影響が出てくるだろう。また、枝野氏的には、党員・サポーター票で前原氏を上回ることができるかどうかが、影響力を残せるかどうかのポイントになってくる。
地方議員や一般党員がすでに投票を終えているが、国会議員や予定候補は1日の臨時大会で投票することになる。

【追記、8月31日】
今回と前回の「予測値」は、票読みに基づいたものではなく、業界歴15年の中堅秘書の一般的観測に基づいた推測であることを付言しておく。あくまで参考程度に。
posted by ケン at 12:39| Comment(0) | 政局ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする