【給付金を調整へ ふたり親世帯にも】
新たな給付金を出す方向で、調整に入ったことがわかった。
政府はこれまで、所得の低いひとり親世帯に限り、臨時特別給付金を2回出したが、ふたり親世帯には出していなかった。
政府は、3回目の給付金を出す方向で検討しており、その際、所得の低い、ふたり親世帯にも、同じ金額を給付する方向。
給付金は1世帯5万円で、第2子以降は、1人あたり3万円ずつ加算される方向。
新年度を控え、「文房具が買えない世帯も多い」として、給付を求める声が上がっていた。
(3月11日、FNN系)
「文具も買えない」家庭の大半は「コロナ禍によって」買えなくなっているわけではないだろう。大阪のように学習支援金の受給率が25%にも達するところがあり、その割合はどこも増加傾向にあるのだから、構造的な貧困であって、臨時給付金を出せば解決する問題ではない。
給付額も非常に低く、行政コストばかりが増す構図も不安。
いずれにせよ、消費増税で回収される方向にあるが、自民党はその頃に立憲に政権を渡して増税だけやらせるつもりかもしれない(笑)
何度も述べているが、勤労世代が減少し、市場が縮小再生産していく中、法人税や所得税は税率を上げてみたところで効果は低く、消費税を中心とする間接税に依拠せざるを得ないだろう。
これは技術レベルの話であって、イデオロギーでバラマキを続ければ、旧ソ連と同じ道をたどることになるだろう。