2011年11月23日

祝!レッスン10回目

8月末にバレエを始めて、レッスンも早や10回目を迎えた。
最初は1番ポジションを取る(両脚をくっつけてかかとを開いて立つ)だけでも脂汗が出てくるような感じだったのに今ではかなり普通に立てるようになった。
体も関節も少しずつ軟らかくなっている。
最初の数回は、レッスン後はヘトヘトになるか、両脚がパンパンに張ってしまう感じだったが、いまやそれもなく、普通にプールで40〜50分泳いだ時のような心地よい疲労が残る程度。楽して筋肉を使っていなかったら、先生から厳しく指摘されるはずなので、体が慣れたのだろう。
まぁ難易度が上がっていけば、また負担も増えていくのだろうが、思っていたよりも体が慣れるのが早い。

クッペ、パッセで順番間違えたり、膝が前に出てしまったり、シャンジュマンで音楽とずれてしまったり、まだまだ恥ずかしい失敗は山ほどあるのだが、とにかく繰り返し練習して体に染みこませていくしかない。
練習を休まずに出続ける限り、進歩するのだから、不安はない。
考えてみれば、日本語教育を別にすれば、「練習して上達する」という過程は、ロシアにいる間少し学んだ囲碁以来のことであり、まして肉体を使う行為でいえば、中学時代のスキー以来かもしれない。そういう新鮮さがある。

とはいえ、一つのことを覚えて、そこに注意を集中すると、平気で前の指摘を忘れてしまったり、体のどこかが楽をしていたりする(膝が曲がっていたり、腰が浮いていたり)。
子どもの場合は、自然に体が最も効率的に動いてくれるらしいのだが、大人の場合は、理性によって指令を与え、筋肉を統御しつつ、体に染みこませていかねばならない。

先生にも色々指摘はされつつも、「入門クラスで(ずぶの素人で)ここまでやれる男性は殆どいないよ〜」と何ともビミョーなお誉めを頂いた。つーか、世の男性バレエ初心者は情けなさ過ぎでは??
とはいえ、確かにバレエは厳しいものがある。

・黒一点で先生も女性という環境で続けなければならない。
・女性の方が体が軟らかいから、周囲の女性の方が上達が早い(ように見える)。
・実際に「踊る」練習に至るまでに下手すれば数年かかる。


これだけ考えても、一からバレエを始めた男性が継続していくのは非常に難しいようにも思われる。幸いにして、私はどの点も気にならないから良かったが。
私の場合、ロシアで踊る男性、跳ぶ男性の格好良さや迫力を間近で見てるからこそ、「俺も跳びてぇ〜〜」という思いが強いのかもしれない。

それにしても、「バレエが楽しくなるのは(実際に踊るレッスンをするのは)初級くらいから」と言うから、あと2段階進級しないといけないらしい。2〜3年はかかるな〜〜
この辺りは、元々職人芸で、素人が踊ることを前提としていないだけ、なかなかハードルが高いのかもしれない。いや、週1ということを考えれば、当然か……
進級したら、週2くらいのペースで通えたら良いけど、ね。
posted by ケン at 22:01| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月19日

レッスン9回目

2クール目の第3回。
風邪が流行っているせいか、今回も出席者少なめ。
やることは同じ。
プリエ、タンデュ、パッセ、ジュッテなどの組み合わせ。
但し、片手をポールから放して、ポール・ド・ブラが加わる。
前クールでは、片手を放しただけでまるで動きがガタガタになってしまっていたし、「腕も脚もなんて絶対ムリ」と思っていたが、今回はかなりスムーズに動く。
一応、形だけは腕も脚も動いているのが、自分でも分かる。
いや、ちゃんと上達しているのだ。

とはいえ、まだまだ全身に神経を通わすには至らず、どうしても膝が曲がってしまったり、爪先まで伸びていなかったりといったことを先生に指摘される。
あと、どうしても重心を高くしようとすると胸を張ってしまうのだが、鳩胸になるのはダメらしい。胸を上に向けるのではなく、体の中心にある重心を高く保たねばならないらしいのだが、「体の中心にある重心」ってどこよ??
色々説明を受けて、自分で動いてみて、まぁ何となく分かったような……
とにかく何となくでもなんでもやってみるしかない。
しかし、指摘以外の点では「ちゃんと上達してるじゃない!」と先生も満足そう。
曰く、「男性でここまでやれる人の方が少ないんだから、頑張りなさいよ!」とのこと。
つまり、バレエを始める男性の過半数は始めて数回のレッスンで挫折してしまうということ?男性参加に冷たい理由の一つかもしれない。それにしても、まだ「踊って」すらいないのに挫折してしまうってどうよ!!
まぁ、最初にイメージしていたものと違うとか、実際にやってみたら難しすぎとかあるんだろうけど……でも、情けなさ過ぎ!
幸いにして私は全然苦痛に感じないし、動けるようになるほど楽しくなってくる感じ。実際に踊るまでになったら超楽しいだろう。

ただ、ストレッチ始めて2カ月くらいは急激に体が軟らかくなったが、最近はあまり進歩がないようにも思える。
まぁ男性の体は基本的に硬いらしいので、地道にストレッチを続けるしかないか……
posted by ケン at 14:32| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月13日

レッスン8回目

休みの狭間だからか出席者が8人と少ない。
そのためか、ペースも少しゆっくりめで、指導も一人一人じっくり受けた感じ。
かといって、あまり少ないと周りの動きが見えなくなってしまうので、やはり8〜10人くらいが良いところか。

横や後ろにタンデュを出す時に、どうしても右の時だけ腰が動いてしまう。
注意を受けて意識しても直せない。
先生に色々と見てもらったところ、「これは骨盤が曲がっているんだね。整体に行ってきな。ついでに股関節も硬くなっているから見てもらいな」と一言。
なるほど、そんなところまで影響してくるのか〜〜まぁ当然なんだけど。

今回はまったく筋肉痛にならなかったが、レッスン後に少し腰痛を感じるようになったので、後日整体に行き、骨盤矯正してもらった。
やはり普段の生活では全く使わない部位を酷使するから歪みも大きくなりがちなのかもしれない。
まぁその辺も承知の上で、矯正しながら慣らしていく他あるまい。

しかし、全般的には「ちょっとバレエっぽくなってきたじゃない」とお褒めにあずかる。
日々のストレッチと意識して練習してきた成果か。まずは第一ステップというところか。
一年以内に上のクラスへステップアップすべく努力しマス!
posted by ケン at 18:16| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月05日

レッスン7回目

1週置いて2クール目が始まる。
先は2回も休んでしまったが、今回は無休で行きたい。が、12月は……
前回、先生は「たぶん新しい人は入らないからペース上げていくよ!」と意気軒昂だったが、フタを開けてみれば、3人も増えており、進級した生徒もいなかったため、フル出席で13人ばかりに「激増」していた。
さほど大きくないレッスン室で7、8人だったものが、12、3人にもなると、凄く増えた感じで窮屈だった。が、これくらいが普通なのかもしれない。

やることは同じで、立ち位置の姿勢から確認していく。
私はまだ6回しか受けていないのだが、まったく訳が分からないまま、先生の言うとおりにやっていただけの初回と異なり、「あるべき形」「やるべきこと」「足りないところ」が朧気ながらも理解しているので、自分で鏡を見て修正するか、ないしは先生に指摘されればすぐに訂正できるようにはなっていた。
最終的には意識しないでできる境地に達する必要があるのだが、基本動作を繰り返すことで、まずは頭で理解し、自律性を高め、体に覚え込ませていく過程となる。
ここが子どもとの違いで、子どもは頭で理解する前に、体で覚えてしまうから上達が早いのだが、大人は同じようには行かない。だからこそ、子どもにとって良い先生が、大人にとっても良い先生とは限らないのだ。

最初は「なんとなくそれっぽい形になっていればいい」くらいだったが、私も早くもルーキー卒業扱いなので、質的向上が要求されてくる。
とは言っても、基本は重心の位置と平行の取り方。
先生からは「ちょっとそれらしくなってきたんじゃない?」とお褒めの言葉を賜ったが、内実は質的向上を目指した結果、今まで使っていなかった筋肉をフル動員していたらしく、レッスン終了際にはかなり脚にきていた。
これはつまり、頑張ったは頑張ったものの、かなりムダに頑張って、筋肉に過負荷をかけてしまったということであろう。
また、逆を言えば、以前はいかに「楽をしていたか(やるべきことをやっていなかった)」ということを示している。

基本動作の繰り返しによる無意識化が必要なのは、上のクラスに行けば、さらなるテクニックを習得しなければならなくなり、そんな時に前の段階のテクニックを意識していたのでは、いつまでたっても身に付かない(処理オーバーを起こす)からであろう。
また、基本動作で「頑張っている」ようでは、上のテクニックを身に付けるだけの身体的余裕もなくなってしまう。故に、最も負担の少ない形を身に付け、自然にすることが求められる。
となると、やはり1年くらいはかかるのかなぁ、と。

なお、今回初めて男性に遭遇!
と言っても、少し前に始まる別クラス、つまり中級クラスの生徒さんらしい。
すれ違っただけなのだが、私よりも少し上くらいか。
いずれにしても、大先輩がいらっしゃるということだけでも心強い限りだ。
posted by ケン at 09:18| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月22日

レッスン6回目

8回で1クールの入門コースだが、中2回ほど休んでしまったので計6回。
まだまだ「ついて行ける」レベルにすら達していない。
できたことと言えば、せいぜいが「立てるようになった」くらい。
バレエはそれくらい、立つだけのことすら難しい。

最終回だけどういう訳か上のクラスから何人も受講しに来ている。
近々発表会があるかららしい。
上のクラスに行くとどうしてもテクニックの練習が先行するため、重心の取り方や手の位置あるいは振り方といった基礎的な確認が後回しになってしまうため、「基本に返る」ことが必要になるらしい。
すでに何年もやっている先輩が、わざわざまっさらの人用の入門コースを受けに来る、それも何人もいるのだから、奥が深い。

案の定、先生の配慮で先輩2人の間に立たせてもらったのだが、いやはや動きは速いし、ビシッと決まるし、脚の上がり方も高い高い。
ホントに入門コースなんて受ける必要あるんですか、みたいな……
しかし逆を言えば、私も数年頑張れば、あれくらい出来るようになるのかと思えば、俄然士気も上がるというもの。
とはいえ、今の自分はあまりにもみすぼらしい。
シャンジュマンすら全然合わせられないし、つい足で飛んじゃうし、爪先まで神経なんてとても……
ま、まだ2カ月デスから……

ちなみに学校の案内書を見ると、「初級=経験3年〜」「中級=経験5年〜」なんて書いてある。
初級クラスに入るのに3年かかるバレエって……

一週間休みを置いて、次のクールへ。
「新しい子はたぶん入ってこないから、次からはレベルを上げていくよ」
先生、厳しいッス(泣)つーか、そんなもんなんだ。

レッスン外では声をかけられたことのなかった先生にも、「ちゃんと続けないと上手くならないよ!」と励ましていただいた。
いえいえ、自分のモラル値は最高レベルっす!
posted by ケン at 23:05| Comment(2) | TrackBack(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月15日

レッスン5回目

本来の先生が復帰された。
前回は端っこに立ってしまって難儀したのだが、その日は用があってレッスン直前の教室入りとなってしまったため、やはり真ん中は取れなかったものの、先生の采配で入れてもらえた。感謝。でも、先輩方にはちょっと迷惑?

やることはひたすら基本。
プリエ、タンデュ、ジュッテなどを色々な順番で繰り返す。それに手腕の動き(ポール・ド・ブラ)が加わるだけ。

今回は立ち方から全て直された。
前回いかに「なっていなかったか」「やるべき事をやっていなかった」が分かる(放置?)。
人の体はつい楽な方に合わせてしまうので、最初は余程意識して辛い体勢を維持し、体に染みこませていかないとならないのだが、ちょっと間が空いてしまうと正しい姿勢を忘れてしまい、あっという間に元に戻ってしまう。
とは言え、以前と違うのは「正しい姿勢」を理解しているので、指摘されればすぐに直せる点だ。
あとはひたすら繰り返すしかない。
順番やスピードはまだまだついていけないところもあるが、まずは「正しい姿勢」を体に染みこませること。順番やスピードはひたすら繰り返すことでレベルを上げていくしかない。

今回特に注意を受けたのは、「背中を美しく見せる」こと。
どうしても緊張すると、背筋や肩が萎縮してしまうのだが、それでは体全体が使えなくなり、上半身の動きが限定されてしまう。何より美しくない。
肩を下げ、背筋を拡げ、背中を広く使うよう言われる。
が、背筋を意識して使う事なんて経験にないものだから、これがなかなか言われたとおりにはならない。
ダンサーの上半身や逆三角形ぶりが強調されるのは、これがあるからなのだと知る。

バレエを始めてからはまだ2カ月と経っていないのだが、私の身体の「逆三角形」ぶりも磨きがかかっている。
この間、立て続けに「凄い上半身」「ワイシャツ脱がせてみたい(セクハラ容疑?)」「プーチンみたい(あんなムキムキじゃない)」「脚が長くなった?(訳ないでしょ)」「背が伸びた?(初老ですが)」などと言われるのだが、やはりバレエ効果なのだろうか?だとすれば、凄まじい効用である。
仮にそうだとしても、「膝を伸ばす」「重心を高く取る」「肩を下げて背中を広く」などといったバレエの教えを普段から意識しているからであろう。

男子バレエ、いいっすよ!

【追記】
ユニクロのイージーエクササイズで相乗効果?
posted by ケン at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月10日

ボリショイの岩田さん退団へ

【ボリショイ劇場のソリスト、岩田守弘さん退団へ】
 バレエの殿堂、モスクワのボリショイ劇場のバレエ団で日本人唯一のソリストとして活躍する岩田守弘さんが8日、来年6月ごろまでの今シーズン限りで退団する意向を明らかにした。
 岩田さんは「まだ踊れるが、体力が落ちてきた」とし、年齢に伴う体力低下を退団の理由として挙げている。退団後はバレエの振付家として活動する意向だ。「精いっぱいやってきたし、悔いはない」と強調し、「50歳までは踊りたい」とも語っている。
 横浜市出身の岩田さんは、ソ連時代の1990年にロシアにバレエ留学し、95年に同団に入団。翌年にソリストとなり、小柄ながらも豊かな表現力と技術力が高い評価を受けてきた。
(読売新聞、10月8日)

我らが偉大なる星である岩田守弘さんがついに引退を決意されました。
何と言っても同い年で、ほぼ同じ頃に留学され、同じ頃に仕事を始められた点で、私の思いは深いです。ただ、私の場合は1998年の金融不況でビジネスが破綻し、岩田さんの場合は、ボリショイのソリストにまで上り詰めたところは大きく異なります。
バレリーノとして(しかも小柄だし)、苦しい時期のロシアで成功を収めた日本人として、ロシア人をパートナーに持つ身として、心から敬意を払います。

日本のバレリーノたちのロシアン・ドリーム体現者として、これからのご活躍を祈念します。もちろん今年の舞台も。
そして、若いバレリーノたちが岩田さんの跡を継いで、続々とロシアの晴れ舞台に立たんことを!

"Японский солист Большого театра Морихиро Ивата принял решение завершить карьеру."
Японский солист балетной труппы Большого театра России принял решение завершить танцевальную карьеру по окончании текущего сезона. Об этом артист сообщил в интервью японскому информагентству Киодо.
"Я сделал то, что считал нужным, и ни о чем не жалею, - сказал Ивата. - Мне очень хорошо в Большом, однако я не смогу делать то, что хочу, если останусь здесь". По словам артиста, в дальнейшем он намерен сконцентрироваться на своих проектах в качестве балетного хореографа.
Морихиро Ивата начал карьеру в России в 1990 году, когда приехал на стажировку в Московское хореографическое училище. В 1995 году японский танцор стал солистом Большого театра. Российской и международной публике запомнились его выступления в спектаклях "Щелкунчик", "Лебединое озеро", "Конек-Горбунок". Ивата является победителем ряда международных конкурсов в области балета, а в 2009 году он был награжден российским орденом Дружбы.
(ИТАР-ТАСС, 8 октября)
posted by ケン at 09:29| Comment(4) | TrackBack(0) | バレエ日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする