2025年03月20日

時給1350円の日本語教師

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これ(資格と時給)で「日本語教師が足りない」とか言われてもね。
東京なら最低賃金間近。授業準備とか考えたら最賃の半分以下になる計算。
大学などの日本語教育専攻が8~9割留学生だというのも頷ける。
しかも将来性ほぼ無いし。

中国では日本語科はおろか、外国語学部が次々と廃止になり、第二外国語すら必要単位から外される傾向が進んでいる。
外国語教育はAI化を進めるべきだろう。すでに職業として(市場的に)成り立っていない。ま、昔からだと言われればそれまでだが。
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2024年06月27日

ロシア極東連邦総合大学函館校が募集停止

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できた時は数年で潰れると思ってたけど、よく30年ももったなと。
私も元気なうちにもう一回ロシアに教えに行きたいと思っていたけど、どうやら無理っぽい。
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2024年01月02日

中国における日本語熱の終焉

北京の外交学院を始めとして、中国の大学で外国語学部や日本語科の廃止が進んでいる。高校の日本語選択も廃止するところが増えつつあると聞く。中国における外国語熱の終焉とも言えるし、衰退する日本に見向きもしなくなったとも言える。

5年前にはクラス(25~30人)で「日系企業あるいは日本で働きたい人」を尋ねると7~10人くらいは手を挙げたものだが(10年前は半分以上いたらしい)、今では1~2人というレベルになっている。
そもそも日本に対する興味が「アニメ、漫画、アイドル」でほぼ終わっているので、学習意欲も非常に低い状態にある。

私の大学は商業系の上位互換なので、外国語学部や日本語科がすぐに廃止されることはなさそうだが、全体的な成績低下(検定合格率など)に伴い、風当たりが強まっているという。
私の役割もそろそろ終わりそうだ。
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2023年07月11日

レベル低下が進む中国の学生

今期(22-23年度後期)の学生の出来はこの5年間で最悪とも言える状態だった。
2年生の(日本語)作文の授業では、1学年50人超いる中で14人が追試(赤点)という結果に。
今までの最高が6人であったことを考えれば、圧倒的な出来の悪さである。
試験の難易度はむしろ以前よりも簡単になっているほどであるにもかかわらずだ。
中間試験でも赤点者が続出していたが、それでも10人以下に収まっており、彼らには事前に注意を促していた。
中学・高校の教員なので補講などはしないため、教員としてはやれる範囲のことをしているつもりだった。

ところが、現実には「なんで自分の成績がこんなに悪いんだ」「どこが悪かったのか」「どうすれば良いか」などの問い合わせがすでに数件来ている。
敗北をダイス目のせいにするゲーマー並みであろうw
自らの敗北を受け入れ、感想戦の中で自分の敗着を探り、自ら改善していくことができないゲーマーは何時まで経ってもヘボのままである。
同時に自分で考え、自分で自らをコントロールできない大学生は、社会に出ても何の役にもたたないだろう。

中国では中高まであまりにも学校と親にコントロールされすぎて、自分では何も出来ない学生が増えていることがわかる。
この手の学生は昔からいたのだろうが、コロナで学校に行かなくなったことが、ますます自己コントロールを難しくしてしまったのかもしれない。

いずれにしても中国も先が見えてきた可能性がある。
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2023年06月24日

2022-23学年終了

中国の学年は概ね9月に始まり6月に終わる。
旧正月は1月末か2月初めなので、新正月は普通に仕事。
なので、今は学年が終わると、「一年が終わった」感がある。

特に今年は前期(22年9月~12月)がまだオンラインが続いていて、12月にいきなり規制が終了して感染が拡大、ほうほうの体で日本に帰り、23年2月から対面授業が復活、今日に至っている。
そもそも昨年の4月から6月は大規模都市封鎖が行われ、1カ月以上は一歩も外に出られない生活が続いた。
思い返してみれば、激動感が半端ない。

ソ連に行けば国家崩壊、フランスに行けばテロルとストライキ、ロシアに行けば金融危機、中国に来たら都市封鎖と、どう見ても外国に行くとロクなことがないはずだが、止められない体質があるようだ。

それはそれとして、今期の試験の結果もまた衝撃的だった。
2年生の日本語作文の授業で、56人中16人が追試という結果になったのだ。
赤点だったものの、平常点を加味してギリギリ追試を逃れたものが3人いたので、19人が赤点(59点以下)である。
つまり、3分の1が赤点だったことになる。

追試は面倒なので、これまでも「できない学生」でも平常点を加算して追試を避けるように、試験の難易度を調整していたのだが、それでも作文は1~3人程度の追試者がでていた。
私も「数人は仕方がない」と思っていたが、中間試験(大学なのに!)の結果も悪かったため、中間試験の悪かったものには事前に警告を出していた。が、殆ど効果がなかったどころか、むしろ悪化した。
教員として責任が問われる事態である。
これまで評価されてきた実績があるし、他の科目の結果も芳しくないので、私の立場が急に悪くなることは無さそうだが、この先が思いやられる。

やはり長く続いたオンライン授業によって、学習態度(普段家で勉強する姿勢)が失われてしまったことが大きいようだ。
最低限の宿題は提出するものの、それもネットや機械翻訳を駆使するので、全然実力が養われないという問題もある。
小論文やレポートは「文法上の間違いが一箇所もない」ものが少なくなく、どう見ても機械翻訳だろう。
最近の機械翻訳は精度が上がっており、「機械臭さ」が失われつつあるのもたちが悪い。
結果、機械を使って手抜きしたが作文が「点が高い」という結果になり、成績評価の根本が瓦解しつつある。

今後考えるべき課題ではあるが、結論を出すのは容易ではなく、恐らく大人数を相手にした外国語学習そのものが
陳腐化しつつある現れなのだろうと推測される。
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2023年04月29日

合成音声で発表してもいいですか?

「日本事情」という科目の発表課題について、ある学生から「私は(日本語の)発音が苦手なので、音声付きPPTに合成音声を当てて発表して良いですか」との問い合わせが。
いずれはそうなるだろうとは思っていたものの、今それを聞かれるとは思っておらず、一旦思考停止。
日本語の授業ではないとはいえ、さすがに合成音声は止めてもらって、自分の声を入力してもらうことに。

私は20年前に大学院に行った時に、言語工学の成果を見て、「これは自分が定年する頃か、自分の下の世代(現在40歳代)で語学教師は失業するな」と思ったものだが、このままでは自分の定年まで持ちこたえられればラッキーくらいの流れかもしれない。

実際問題として、合成音声の水準もますます向上しており、ネットや電話機能の同時通訳もかなりやばいレベルに達しつつある。
むしろ、合成音声の使い方を学ぶ方が合理的かもしれないのだ。
私自身も外国語の論文はDeepLなどで、そのまま大意をつかんで、重要なところだけ確認するような感じになっており、「機械翻訳の何が悪いんだ」と言われても反論しようがない。

それどころか、調査は全部AI頼みで、人間が実際にやるのは構成と確認だけ、みたいになってきており、高等教育の存在そのものが問われているのである。
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2023年03月28日

「Made in Japan」のゲンジツ

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これを見せて、学生(2学年4クラス約100人)に「日本製が良いものは?」「日本に行ったら何がほしい?」みたいな質問をしたところ、文房具、お菓子、化粧品、アニメ/アイドル・グッズなどが多く、何人かから炊飯器が出て、カメラと音楽プレイヤー、ウォシュレットが各1名という具合だった。

ナショナリストではない私でもちょっとキツい事実。
でも、中国における「Made in Japan」なんてそんな認識ですよ。
知らないのは内地人だけ。

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