2026年05月19日

Descent Legends of the Darkを初プレイ

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ディセント(第2版、Descent: Journeys in the Dark)の後継となる、「Descent Legends of the Dark」を初プレイ。
これまではプレイヤー1人がマスター役を担ってきたが、今作ではアプリ+オートマがマスターを担当、プレイヤーは全員キャラクターを担当することになった。
キャラは6人から選択、初期装備や技能は固定だが、キャラの成長やシナリオの進展によって、キャラクターの傾向は大きく変化していく。
細かいところで変化はあるものの、タクティカルコンバットを中心としたRPG風のボードゲームのスタンスは変わらない。
アプリ管理が導入されたことで、管理や進行が楽になった点は大きい。
キャンペーンを中断するにしても、再開する手間が大きく減少しているはずだ。
もともと最低でも数回のセッションが必要なだけに、これは大きい。

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その代わり、今時風に資源とクラフト(製作)の要素が導入されており、面倒になった部分もある。
テキストも冗長でもう少し短くならんかと思う。
英語版しか無いので、翻訳アプリを併用して英語でプレイするのだから、やや時間がかかるのは仕方ないものの、テキストはもう少し簡素化して欲しい。
あと、モンスターのフィギュアの識別が難しいのと、キャラのフィギュアがムダに大きいのも難点。

とはいえ、アプリで戦闘(ダメージなど)が管理され、武器などの細かい強化ができるようになったのは魅力の一つ。
そのため、基礎的なテンポがよくなっており、没入感が高まったと言えそうだ。
マップの設定は相変わらずのアナログで、今作では「高さ」の要素が導入され、手間が増えているものの、思ったほどには負担にならなかった。マップ数が抑えられているのが良いのかもしれない。
全体的には、後継者・進化系として十分な出来になっており、TRPG感を満喫するに十分だった。
まぁルール確認しながらとは言え、3シナリオで8時間以上かかったのだが。

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結局本作は日本語化される前に、原作で3部作が予定されていたものの、2作で制作中止となった。
やはり製品販売後もアプリをアップデートし続けなければならないコストを中心に、制作コストが高騰したためとされる。
プレイ感は非常に良いだけに、全く残念な話である。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月18日

初めての滝山城

滝山城。
東京在住、しかも比較的近くにいながら初訪問。
戦国期の城で、何度も攻められている。
有名どころでは1569年に信玄に攻められたものだろう。
三の丸あるいは二の丸まで陥落したものの、守りきっている。

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凄い良く遺構が残ってる。
土城としては相当な規模の縄張りで、その最終形態と言えるだろう。
北条の築城技術もなかなかのものだ。
いや、マンパワーの凄さよ。
関東人は必見。

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posted by ケン at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月17日

おさらい:高市政権が目指す国家像

【高市政権の主な取り組み】

1.憲法改正:主に9条(戦争放棄)から40条(国民の権利)の廃止、改定

2.軍事費3倍増(完遂すればロシアに次ぐ世界第四位の軍事力)

3.国家情報局の設立(市民監視用)

4.スパイ防止法(反政府市民の摘発、粛清)

5.国旗損壊罪の設立(同)

6.緊急事態条項の導入(危機を利用した独裁機会の担保)

7.財政拡大と円安政策(インフレ加速)
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2026年05月16日

いまさら初めての白ブラス

保有しつつもプレイする機会に恵まれなかった「ブラス―バーミンガム」(通称「白ブラス」)をプレイする。

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イギリスの産業革命をテーマに、運河と鉄道を敷設しつつ、自社の工場ネットワークを発展させるゲーム。
アーク・ノヴァが出るまではずっとBGG1位を保持してきた圧倒的人気を誇る(その前はグルームヘイヴン)。
それだけに、独自の豪華コンポーネント(メタルコインとかフィギュアとか)も続々と作られ、いまもって人気が高い。

カネと資源を駆使して運河(前半)、鉄道(後半)を敷設して自社の市場ネットワークをつくり、工場を建て、商品を出荷して拡大再生産していく。
勝利得点は儲けたカネではなく、建設した工場と市場とのアクセスにかかっているため、計画的な発展が必要となる。
しかし、良い市場へのアクセスは他プレイヤーも狙っており、手持ちのカードとの兼ね合いもあって、何を優先し、何を譲るかが非常に難しい。

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ルール自体は難解ではなく、ルールも少ないのだが、意外と細かいところがあり、間違いやすく、正確にプレイするのはなかなか難しい。
今回も経験者に指導してもらいながらプレイしたが、実は微妙に間違っていた点があった(プレイに支障はない程度)。

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私も最初は「市場アクセス」の概念が理解できず、圧倒的最下位に終わるかと思ったが、意外と健闘、ビリではあったものの、2位に少し肉迫できた(3人プレイ)。
2回目は1位に10点差での2位。
1プレイ2時間程度でできるので、プレイアビリティが高く、準備と片づけも容易なので、人気があるのもわかる。

ただ2プレイしただけで非常に疲れた。
プレイが早いので、順番が回ってくるのが早いのと、他プレイヤーの手番でも考えることが多いためかもしれない。
だが、やらなければならないことはわかっているが、何をすれば勝てるのかはよくわからない。
まだ検討が必要だな。
posted by ケン at 12:00| Comment(0) | ゲーム、囲碁 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月15日

高市首相がメーデー出席

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石破ならともかく、よりによって高市をメーデーに呼ぶかね。
しかも、「首相が壇上にいる間は旗指し物は掲げないこと」などの指示がなされたという。
そもそも賃上げを政治闘争で実現しようという方針は間違っている。

いかにも「産業報国会しぐさ」であり、連合こそは速やかに解散すべきである。
posted by ケン at 12:00| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月14日

安保3文書改定へ、政府の有識者会議始まる

【安保3文書改定へ、政府の有識者会議始まる 防衛費の規模・財源が論点】
 政府は27日、国家安全保障戦略など「安保関連3文書」の改定に向けた有識者会議の初会合を首相官邸で開いた。高市早苗首相ら関係閣僚が出席。防衛費増額の規模、期間や財源の在り​方が大きな論点だ。経済安全保障面でどのような戦略を描くのかなど、広範な議‌論も想定される。秋までに提言を取りまとめる予定で、政府は年内の改定を目指している。
 高市首相は会議終盤のあいさつで、「私たちはこれまでと全く違う国際情勢の真っ只中にある。戦後の比較的安定した国際秩序はもう過去​のものとなった」と述べた。その上で「インド太平洋では中国、北朝鮮の軍事力の増​強、中国・ロシア、ロシア・北朝鮮の連携強化が見られる」などとし、「平⁠和と独立を守り抜いていくために防衛力の抜本的強化を主体的に進めていかなければならない」​と強調。国際社会を力が支配する場所にしてはいけないとの認識を示しつつ、「世界が激動の時​代を迎え、日本が多くの困難な課題に直面する中で、この度の3文書の改定は国家の命運を左右する重要な取り組みだ」と語った。
 政府は2022年12月、岸田文雄政権の下で3文書を策定。関連経費含めた防衛費を27年度にGDP比2%とする目標を掲げた。3文書の一つであ​る防衛力整備計画では、同年度までの5年間の防衛費を計43兆円程度とする金額目標も示した。
 このうちGDP比2%目標に​ついては、25年度補正予算で達成。自民党と日本維新の会は昨年10月の連立合意文書で「戦後最も厳しく複雑な戦略環境‌の変化に⁠伴い」3文書改定の前倒しを盛り込んでいた。こうした経緯も念頭に、政府は今回の改定で防衛費のさらなる積み増しも検討する。
会議には高市首相のほか、木原稔官房長官、茂木敏充外相、片山さつき財務相、小泉進次郎防衛相ら関係閣僚が出席した。有識者は佐々江賢一郎・元外務事務次官、黒江哲郎・元防衛​事務次官、遠藤典子・​早稲田大研究院教授ら15人で⁠構成する。この日、会議の座長を佐々江氏とすることも決まった。

〈「総合的な国力から安全保障を考える有識者会議」の構成員〉
・秋池玲子(ボストン・​コンサルティング・グループ日本共同代表)
・遠藤典子(早稲田大研究院​教授)
・大矢光雄(⁠東レ社長)
・黒江哲郎(元防衛事務次官、三井住友海上火災保険顧問)
・佐々江賢一郎(元外務事務次官、日本国際問題研究所理事長)
・清水賢治(フジテレビジョン社長)
・鈴木一人(東大公共政策大学院教授)
・橋本和仁(科学技術振⁠興機構理​事長)
・東野篤子(筑波大人文社会系教授)
・細谷雄一(慶応大法学部​教授)
・松尾豊(東大大学院工学系研究科教授)
・三毛兼承(三菱UFJ銀行特別顧問)
・森田隆之(NEC取締役代表執行役社長兼CEO)
・山口寿一(読売新聞グル​ープ本社社長)
・山崎幸ニ(笹川平和財団上席フェロー)
(五十音順)
(4月27日、ロイター)

安保3文書改定のための「政府有識者会議」で、霞が関が委員に対外強硬論者をあてて自己正当化してるだけ。
しかも、中国あるいはアジアの専門家はゼロという凄まじさ。

いやいやいや、これなら旧軍の秋丸機関のほうが、有沢広巳(マル経)や蠟山政道(民社)がいた時点ではるかにまともだったという話になるよ。

ただ、リアルに霞が関の人って、普通にこうした人たちを推薦してくるんだよね。
頭の中が権威主義に支配されてると、思考・志向がそうなるという話なんだろうな。
これも私が「無理」と感じた点だった。
しかし、戦前よりも権威主義化が進んでる官僚組織ってどうなんよ。
posted by ケン at 12:00| Comment(6) | 政治、社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2026年05月13日

『アフガニスタン・ペーパーズ 隠蔽された真実,欺かれた勝利』岩波書店

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クレイグ・ウィットロック (著), 河野 純治 (翻訳) 『アフガニスタン・ペーパーズ 隠蔽された真実,欺かれた勝利』岩波書店(2022)

2019年12月、「ワシントン・ポスト」紙は米国政府のアフガニスタン戦争に関する機密文書を入手した。それは、米政府が長年にわたって同戦争に関するデータを改竄し、情報操作を行ってきたことを示すと同時に、各政権担当者たちが「勝利の後、名誉ある撤退」にこだわった結果、ズルズルと長期戦の沼にはまり込んだことを示すものでもあった。
この点、ベトナム戦争やペンタゴン・ペーパーズを思わせるものがある。

「アフガニスタン・ペーパーズ」は、米政府が政策判断を行う上での基礎資料として作成したもので、1000人以上からなる関係者へのインタビューや1万枚以上からなるラムズフェルド国務長官(当時)のメモなど、膨大な資料の上に成り立っている。この分量だけに、一冊の本にすること自体が超難作業だっただろう。

アメリカによるアフガニスタン戦争で、米政府は20年にわたって「我々は勝利した」「アルカイダ、タリバンは一掃された」などと主張してきたが、最終的には米軍が完全撤退する前に首都カーブルはタリバンによって制圧され、アメリカは「予定された敗走」を余儀なくされた。
その撤退も、膨大な数の「協力者」や亡命希望者を放置する形となり、歴代政権が主張してきた「名誉ある終焉」とは程遠いものとなった。
「アメリカは勝利した」「タリバンはもう力を失っている」という話はどこから来たのだろうか。

もともとアフガニスタン戦争は、「ビン・ラディンを逮捕してアルカイダのテロリストを一掃する」ことを目的に始められた。
とはいえ、アフガニスタンについての情報は殆ど無かったにもかかわらず、弱体化した地方軍閥などの協力が得られるという情報を元に楽観的な観測がなされ、「目的が手段を正当化する」とばかりに侵攻が決定された。
実際、米軍到着から1か月でカーブルは陥落し、2か月とかからずに作戦は終了した。
これにより、楽観的観測が正当化されるとともに、次の問題が発生した。
アフガニスタン統治をどうするかである。

米政府の戦争目的は「アルカイダの一掃・ビン・ラディン逮捕とそれを邪魔するタリバンの排除」であって、戦後のアフガニスタンをどうするかについては全く白紙だった。
この点は、日本を占領した時と大きく異なる点であり、ブッシュ政権は「それは俺の仕事じゃない」くらいに思っていた。ところが、実際にやってみるとそうもいかなかった。
放置すれば、あっという間にタリバンが復権しそうな上に、軍閥は全く統治者としては機能しなかった。
タリバンは、それを見越して徹底抗戦を避けて山に籠もったのだろう。

また、日本やドイツと異なり、アフガニスタンは長い戦乱によって統治システムが完全に瓦解しており、既存のシステムを利用することすらできなかった。
わずかに残る統治機構はタリバンのものであり、元タリバンを採用すれば、いつ寝返るかわからないという状況にあった。
この点、暴力機構をそのまま活用できた日本とは大きく異なる。
警察も軍隊もまるきり一から作り直しとなった。

実際にはゲームにもある通り、現地の警察官は訓練生の多くが任官前後で逃亡を図り、軍隊ではタリバン内通者や犯罪者が増加するという有り様で、殆ど機能しなかった。それは米軍が撤退するまで続いた「もう一つの戦争」でもあった。

肝心要のビン・ラディン逮捕のための「トラボラ作戦」では、「現地政府の設立に成功した」と宣伝したい政治的理由やイラク戦争遂行中であったこともあり、カーブル政権軍に多くを任せた結果、ビン・ラディンのパキスタン逃亡を許し、作戦は失敗に終わる。それでも、「アルカイダ勢力は一掃された」として勝利宣言してしまい、ますます泥沼にハマっていく。

さらにはアヘンとの戦い、腐敗との戦い、パキスタンとの戦い、タリバン復権など、続々と課題が持ち上がっていくも、ホワイトハウスは常に楽観論に終止すると同時に、歴代政権は「勝利の上で名誉ある撤退」にこだわったため、いつまでも撤退を決断できなかった。
この点は、選挙がある民主主義国家の弱点でもあるし、ベトナムの撤退が遅れた理由でもあった。
オバマ政権期には、「一勝して撤退」論にこだわった結果、一時は最大兵力となる9万人がアフガニスタンに駐留するも、「一時的なもの」として駐留施設は恐ろしく雑なものとなり、しかも敵となるタリバン兵はロクに発見できず、何の役にも立たなかった。

全般的にソ連によるアフガニスタン介入よりもはるかに雑で、ある意味「不真面目」さが露呈している。
いかにアメリカ人がアフガニスタンを軽視し、でもメンツ上無視できないからカネと兵だけは突っ込んでいた、というのがよくわかる。
その結果、米政府が20年間でアフガニスタンに投じた経費は最低でも2兆ドルを上回るとされる。

結局のところ、「テロリストの排除」から一国に対する侵攻を開始し、アルカイダ勢力を排除してビン・ラディンをパキスタンで殺害した後も撤退できず、ゲームの勝利条件=撤退条件を自ら設定できぬまま20年を経て、最終的にタリバンを勝たせてしまった格好だった。
逆を言えば、ここまで耐え抜いて勝利したタリバンは凄いわけだが、それは米政府もカーブル政権も無責任で、統治能力が全く無かったためでもあったのである。
序文
 アフガニスタン地図

第T部  誤った勝利の味  2001〜2002
 1 混乱した任務
 2 「悪者は誰だ?」
 3 国造りプロジェクト

第U部  大きな動揺  2003〜2005
 4 アフガニスタンは後回しになる
 5 灰の中から軍隊をよみがえらせる
 6 超初心者でもわかるイスラム教
 7 二枚舌

第V部  ターリバーンの復活  2006〜2008
 8 嘘と情報操作
 9 一貫性のない戦略
 10 軍閥
 11 アヘンとの戦争

第W部  手を広げすぎたオバマ  2009〜2010
 12 倍賭け
 13 無限の資金の暗い穴
 14 友人から敵へ
 15 腐敗にとりつかれて

第X部  崩壊  2011〜2016
 16 真実との戦い
 17 内なる敵
 18 大いなる幻想

第Y部  膠着状態  2017〜2021
 19 トランプの番
 20 麻薬国家
 21 ターリバーンとの対話

  謝辞
  情報源に関する注記
  注

 訳者あとがき

  参考文献
  索引(事項索引・人名索引)
posted by ケン at 12:00| Comment(4) | 学問、文学、教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする